どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
私の務めている会社の本部って3階にあるんですけど、結構階段が急なので私は基本エレベーターを使います。
でもエレベーター混雑時は階段を使うのですが、どうも階段を使って事務所に戻った時の私は相当息切れしているようで、同じ部署の子から「統括課長(私の呼ばれ方)お疲れ様です」(微笑み+憐憫の目)で声をかけられます。
何となくそれもしゃくなので、最近は階段で戻った際には事務所入り口の隅で、30秒ほど呼吸を整えてから戻るようにしました。
ただ先日、そのメンタルリセットをしている姿をその子に見つかってしまいました。
「・・・いいんですよ課長(にっこり)」
何がいいんじゃい!まあいじられるの好きなんですけどね・・・
ほぼ部署内ではおじいちゃん扱いされている私ですが、年齢とか職位とか関係なしにお互いがリラックスした関係で話ができるのは、ある意味幸せですよね!
今回の参考文献はこちら
① 記録化とゲーム化
さて前置きが長くてすみません。今日のお題は「この仕事やりたくないな」「こんな難しい仕事できないっつの」という時の対処方を紹介してみます。
ちなみに私も今期の期首から人事ではありますが、やる事が完全に変わって行き詰まり感満載でした。今期の私の年間を通してやる仕事は
・パチンコの中古機の転売
・営業店全店社員の面談とその面談記録報告書の作成(約300人)
・主任以下の評価制度づくり
となってます。・・・う~ん確かに本部に来る以前はパチンコ店の店長もやってましたが、人事で中古機の転売ってどういう事?
前期までは新卒研修や新卒採用のプログラム立案から実行までをメインで行い、「将来はこういう人に何かを伝える仕事を一人でできるようにしよう!」と、決心できる位にやる気を出してやってたのですが、ちょっと色々な事というか社内政治的なやりとりがあって(ここはまた後日書きます)、結局私はとってつけたような仕事になってしまいました。
当時は正~直言ってふてくされてましたね(笑)。「もうここの会社も潮時だな」と本気で考えてましたし、いや今でも独立する気は満々なのですが(汗)
ただ、今はちょっと心持ちは違います。自分一人の足で立っていける人間になりつつ、今の会社でお手伝いできることがあれば末永くしていきたいなという心境です。前述で下線を引いた部分ですが、そう思うのは自分のバイアスであって、よくよく考えれば自分にしかできない仕事をやらせてもらったんだなと、今では思ってますよ。
「どういう事をしてこういう心境になれたか」というのが、今日メインでお伝えしたいことなのですが、いきなり結論言っちゃいます。
・努力(やってきた事)を記録する
・努力をゲーム化する
これに尽きると思います。
さてまずはこの写真をご覧下さい。
「きったな!字きっったな!!」
「うわ!この人の字汚すぎ!!」
と『年収少なすぎ』のポーズをとった人も多いと思いますが、今はそこはいいのです!(居直り)
私がここ半年くらい行っている事なのですが、仕事を書き出してクリアしたらOKマークをつけてます。ただですね、これ少々ポイントがありまして
本っ当にどうでもいい仕事もノートに書き出してクリアしたらOKつけてます。さらにもう一つ
計画に入っていないしょうもない急な仕事も書き出して、クリアしたらOKつけてます。もう一つポイントを挙げるなら
時間が途方も無くかかりそうな仕事の場合は、とりあえず手をつけたらOKをつけます。要はとんでもない量の議事録作成とかがあったら、一行でも取りかかったらOKと堂々とマークをつけてしまうのです。
これしばらく続けてみて下さい。不思議と寝る前にノートを見てOKマークがついていないと、なんか落ち着かなくなります。
こうなったらしめたもの。もはやパブロフの犬状態(笑)!取りかかっていない仕事はほんのさわりだけでもやって、OKをつけないと気が済みません。
これなんでこうなるかっていうと、努力というかモティベーションを継続する一番のコツは、先述の通り「努力をゲーム化する」事だからだそうです。そしてゲーム化する一番のコツは「難易度をとことん下げる」事だそうです。タスクをOKマークで埋め尽くすことが、いつの間にかゲームになってるんでしょうね。
こうなってくるとノートへの計画の書き方も「今日の俺これクリアできるのかな」と考えるようになるので、絶妙に自分に甘く、でも全くの無意味では無い計画を書き込めるようになります。
② 難しい仕事(嫌な仕事)を簡単と思い込む方法
ではもう一つ。難しい仕事って量だけではなく「質」の部分でも難しい仕事ってありますよね。ぶっちゃけてしまえば嫌な仕事、やりたくない仕事です。
こういう時はその仕事を細か~く細分化して難易度を下げるようにしましょう。
例えば、「すごく行きたくない店舗に行って面談をする」なんて仕事があったとしましょう。・・・まあ私のことなのですが(笑)。
その場合はこんな感じにノートに書いてます
①面談に行く日を決める
②店舗に行くための交通費の段取り
③面接記録用に新しいノートを用意する
④電話する時間に店舗にどの役職者がいるのか確認しておく
くらいのレベルでノートに書き込んでます。②なんて実はETCカードを総務の人に借りるだけなので所要時間10秒、③に至っては私の机の真後ろにノートをまとめ買いしてるので所要時間5秒、上記4つの内②③だったら延べ15秒で終わるのですが、いいんですそれで!そしてノートに堂々とOKと書いて下さい。
そしてそのノートの中にさりげなく「店舗の店長に面談に行く旨の連絡を入れる」と、書いておくのです。苦手な店長だったら結構嫌な仕事なのですが、もはや私のノートはデスノート並の効力!書いてしまったことは必ずOKがつく宿命なのです。
・・・で、結局電話しちゃうようになりますよ。「話してみると案外いい人だったなー」なんて事もいっぱいありました。
こういう感じでノートを取るようにしてます。自分の今期の仕事の一つである全店舗の全社員との300人面談も、このやり方で今200名程の面談と報告書作成が終わってます。うちの会社は5月が期末なのでおそらく300人は終わるでしょう。
最初言われたときは「絶対できねー」と思ってたんですけどね(笑)
不可能と思っていた仕事ができるようになると、不思議と寛大な気持ちにもなるもので、今は傾聴スキルも身についたし、「たぶん俺以外じゃこの仕事無理だろ(笑)」といい具合に勘違い野郎になって気分も上々なので、この仕事をやらせてもらって本当に良かったな~と思ってます。
③まとめ
色々書きましたが、今回お伝えしたかったのはこの3点
- 努力(モティベーション)継続のコツは「努力をゲーム化する」
- ゲーム化するコツは難易度をとことん下げる事で、クリアする快感を習慣化させる。
- 難易度を下げるコツは、仕事を細分化しまくって一つ一つの仕事の重さを軽減する。
こんなところでしょうか。今後もこんな感じで、私という人間とお役に立ちそうな情報を書いていきたいと思いますので、お気軽にご意見ご感想を下さいませ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m