どうもこんにちは、ぐりです。
さて今年も就活シーズンが始まりましたね。就活生の皆さん調子は如何ですか?若い人はこんなブログは見ないかもしれないけど(汗)
今は一昔前と違って学生の就職活動も、色々ルールが多いんですよ。インターンシップやらプレエントリーやら本エントリーやら、毎年携わっている人間からしても分かりづらいので、一生に一回しか無い学生さんからしたらもっと分かりづらいかもしれないですね。
でもですよ。人事の人間が言っちゃいけないんでしょうけど、新卒一括採用なんてよく分からない制度をやっているのは、世界中で日本だけですから。学生は学業に集中して無事卒業してから、ゆっくり正社員募集の求人を探せば良いと思いますけどね・・・
とは言え、皆と同じように活動していかないとやっぱり不安ですよね。今日はそういう就活生の方メインの話です。就活とか全く関係ない人も大丈夫ですよ。「本番で緊張しない為の方法」を2つばかりお伝えしたいと思いますので、大事なプレゼンやミーティングで司会をしなければならない、なんて人は活用してみて下さい。
今回の参考文献はこちら
①どうでも良いことで頭の中を埋め尽くす
それでは一つ目の方法です。まあ誰もがやった事がある「頭の中で歌を歌う」とかそういう程度のものですが、緊張の根拠を理屈で理解した上で行うと効果も絶大ですよ。
人の体というのは良くできているものです。きちんと普段練習とか勉強とかしておけば、「オートパイロット」という無意識下にある自動操縦機能が、勝手にあなたの体や言葉を操ってくれます。スポーツ選手は練習時に本当に細部に至るまでフォームのチェックとかしますが、本番では皆「無心になってやりました」と言うアレとおなじ理屈です。
これは体を動かすことに限らず、言葉を操ることも一緒です。普段から敬語の勉強とか滑舌の練習とかしていれば、大事な場面で特に考えなくとも適切な敬語や、分かりやすい言葉遣いが出てくるものです。
・・・一応言っておきますが、大前提として「オートパイロット」が機能する位、面接の受け答えの練習やプレゼンの練習はしておいて下さいね。何の積み重ねもなく上手く話ができるなんて事はさすがにありえませんからね!
ではここからはしっかり練習してきた方に向けてのお話です。オートパイロットをしっかり機能させる為に、頭の中でこう唱えましょう。
「俺(私)は緊張している。緊張していることを認めよう。緊張してるんだからいつもの100%が出せないのは仕方無い。でも今できる100%は出し切ろう」
・・・つまり現状を受け入れた上で、その中で可能な限りのベストを出すことに意識を集中させると言うことです。人は今できていない事をやろうとしたり、その為の手段が曖昧だと不安の感情が芽生えます。だから今持っていない物を手に入れるのでは無く、今ある材料で一番おいしい料理を作ろうと考える事が大切です。それなら自分がどんなに緊張しても不安に押しつぶされそうでもできそうでしょ。その時持ってるものを使えば良いんだから。
そして次にこう唱えてみましょう
「余計なことを考えられない位、頭の中で好きな歌を歌ったり楽しいことを想像してよう。それが本番になっても。後は俺の体が勝手に動いてくれる」
そして大好きな歌を頭の中で歌っても良いですし、「お気に入りの女の子に先月14日、アポロチョコ1個もらえたな~、あの子俺に気があるのかな~」とか嬉しかった思い出を想像してみて下さい。ちなみにその子にとってはあなたはお気に入りではなさそうですが(笑)。
いいんですよ。これは私が昔体験した実話ですから。アポロチョコ一個でも嬉しかったんですから!
ポイントは正に面接本番真っ最中であったり、大事なプレゼン真っ最中であってもこれを続けてもらってOKという点です。変にリラックスしようとして余計な思考が入り込むよりも、遙かに上手く喋れますよ。これ本当なので一回試してみて下さい。
人の脳は「何も考えない」という事を大変苦手としております。もしワーキングメモリ(短期記憶領域)の容量が100あるとしたら、50だけ勉強した事を入れて、あと50を空白と言うことができないんです。だから「何も考えるな」とか「リラックスしなきゃ駄目だ」とか考えると、残り50の領域には無心でもなくリラックスでもなく、「不安」が50も入ってきてしまうんですね。
不安を50も入れるくらいなら、好きの子の事や好きな歌で埋め尽くした方が全然本番でリラックス出来るでしょ?そういう理屈なんだなと頭で理解しながら、本番では腹括ってバカな事を考えたり、バカな歌を歌って下さいね(脳内で)。
②普段から人を応援しよう
それでは二つ目です。目次の通り、普段から緊張してたりリスクを負って何かをしようとしている人を応援することが、結局自分の本番力にも繋がってくるんですね。
プレッシャーの中の行動を調査する研究では、講演者やアスリート発表者が「観衆が応援してくれている」と信じることで演者のパフォーマンスが上がり、逆に「観衆は自分の失敗を期待している」と信じた場合、その真逆になる事が分かっています。まあ当然と言えば当然ですね。
という事は面接で言えば面接官が自分の応援者だと信じ切れれば、パフォーマンスが上がる訳ですが、そんなに無防備には生きられないですよね。私もそうです。
そんな私を含め疑い深い皆さんが、相手を応援者と信じられるメンタルを身につけるには・・・そうです
「普段からあなたが講演者や知り合いの話を聞くときに、相手に自信を与えられるように話を聞く」
事が大切なんですね。自分自身が肯定的な聴衆になれれば、先程お伝えした「オートパイロット」先生が、あなたが誰かに話すときも
「この人達は自分を応援してくれている」
少なくとも一人くらいは(笑)と、勝手に思わせてくれますよ。
そうすればその自信はあなたの声の調子や身振り手振り必ず現れます。それはやがて本当に面接官の心にも伝わり、「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってくれる応援者になってくれるのではないでしょうか。
③まとめ
いかがでしたか「面接、プレゼン、本番で緊張しない為の方法2選」をお伝えさせてもらいました。今回の話をシンプルにまとめると
- 緊張してると感じたらそれを否定しない。そんな自分を受け入れた上で、どうでも良いこと(楽しいこと)で頭の中をいっぱいにする。それは本番中でも実践してみる。
- 面接官や聴衆はあなたの応援者!そう思えるように普段から人の話を傾聴したり、人が発表してるときは相づちやアイコンタクトで応援してあげる。
という事です。これを重ねていればいつかどこかで、あなたの人生を応援してくれる人にもきっと出会えますよ。
そして最後にもう一度いいますが、今回ご紹介したのは「練習を積み重ねた上で」緊張しない方法ですからね。何事もそうですが、積み重ねなしに本番で120%の力なんて発揮できないのです。そんな事言ってるとこんなんなっちゃいますからね(笑)
と言うわけで今回はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m