どうもこんにちは、ぐりです。
さて、それでは前回の続きとなる「社内政治」から適度に距離をとって、自分らしく仕事をしていく為の方法を今日はご紹介しますね。
突然ですが、「空気読めよ」って嫌~な言葉ですよね。
「おまえ、空気読んで発言しろよ」
「いや今それ言うの?おまえも空気読めよ(笑)」
「課長、こいつが空気読まないんです、何か言ってやって下さい!」
課長「いいからおまえら空気読めよ」
なんて会議があったらどうします?もうギャグでしか無いですよね。っていうかボキャブラリーなさ過ぎ。いやこれは極端か(笑)
結局派閥作る人達って、こんな人ばっかりですからね。会議一つ取っても、頭悪いから真実には一切向かう事ができず、自分の立ち位置を強くする事しか考えない駄目人間が集結してキングスライムになった感じ?
「な、なんと駄目人間たちが・・・!?」
「駄目人間達がどんどん合体していく!」
😒😒😒😒😒😒😒😒
↓
「なんとキング駄目人間になってしまった!」
ですので始めに言っておくと、私は皆さんがこれの一部になるのはおすすめできません。無理して変な派閥に入閣して、行きたくもない飲み会に行ったり、よく分からないセミナーに強制参加するくらいなら、キング駄目人間(笑)とは距離を置いて必要最低限の関わりにした方がずっといいですよ。
下記のブログで書きましたが、良い仲間を作る事は年収の3倍幸福度が上がりますからね。良くない仲間のグループに所属して、年収数十万上がるのとどっちが幸せなのかは、よく考えて働きたいものですね。
本当はそういう会社は辞めてしまうのが冗談抜きで最善策なのですが、「そうは言っても・・」という方の気持ちは理解できます。その職場に居る事で、一定の生活が確保されて大事な家族や友人との時間を充実して過ごせるなら、私は辞める必要は無いと思います。
ですので今回はそういう方向けの処世術をご紹介いたします。
今回の参考文献はこちら
①5分ルール
これは私も目からうろこが落ちた話です。小さい頃から両親に「損して得を取る人になりなさい」と言われきたので、「分かりましたお父上、お母上!(ふざけ気味)」という具合で、人に先に親切をするよう生きてきました。ただ私、本来は損得勘定に凄く目ざとい人間なんでしょうね。親切を施した人から一切の見返りが無いと、「こいつ駄目な奴だな」と敵対心のようなものが芽生えてしまうんですよ。
結構こんな自分が嫌だったりもしたのですが、あの諺にこんな一言があったら私もしっかり腑に落ちてたかもしれません。
「無理せず損して得を取れ」
これが現代の考え方としては、一番成功する確率が高いそうです。
組織心理学者アダム・グラント氏は5分ルールというものを提唱しています。
・相手の為にできる事が目の前にある
・それは5分でできる
この条件が揃っている時に、相手の為にできる事があるのなら直ちに行動すると、良い関係性に繋がっていきます。別に5分である必要も無いし、「目の前」という感覚は本当に皆さんのさじ加減です。ここで重要なのは、この条件を満たしていないときは「何もしない」勇気を持つことです。
「何日もかかるような仕事を、上司でもない人からしれっとお願いされて、しかもその人を敵に回すと結構厄介な事になる」なんてシチュエーションがあったらあなたはどうしますか?
あまりこの人とは価値観が合わないけど敵に回すと面倒くさいし・・・、なんて思いながらやると、ずるずると派閥の蟻地獄にはまっていきますよ。一生懸命やりきれば「こいつ役に立つな」となって入閣決定だし、無下に断れば「こいつムカつくな」って敵対組織に認定されるしね。
・・・自分で書いててなんだけど、会社って本当面倒くさいっすね(笑)
だから相手との親交の深さとかしがらみとか一切関係なく、誰に対しても一定のルールの元に親切を施しましょう。統計上最も良いとされているのが、「5分で出来る事ならすぐやろう」という事です。このルールをしっかり守った上で誰であろうと真剣に奉仕すれば、変な派閥に入らずとも良い関係性が築けますよ。
②脱出スイッチを持つ
これはどういう事かというとですね、仮に今いる人間関係に苦しんでいるのならば、そことは全く違うネットワークを持つという事です。理想としては違う部署や営業所に数人の気の置けない仲間がいるのがベストですが、「大した関わりの無い人達とそんなすぐには仲良くなれない」というシャイな方は、別にSNSとかで仲間を作るのもOKです。もっと言えば、実家の家族と頻繁に連絡取るとか、ペットを飼って愛でていくとかでもいいんです。
何が言いたいかというと、もし今の状況で苦しんでいるのならば「俺はいつでも、もっと心を許せる環境にいけるんだぜ」って毒づける状況を作る事が重要なんです。つまり厳しい環境に対する「脱出スイッチ」を持つという事ですね。
なんか内弁慶なニートみたいな感じになってますが、これはもの凄い重要です。人がストレスに強くなる原動力は「コントロール感」を持つことなんです。自分で状況をコントロールできる意識を持つことが、ストレスと真摯に向き合える一番の特効薬なんですよ。
実家のご両親ご兄弟と良い関係を築いていれば、「辛かったらいつ辞めてもいいんだよ」って優しく声をかけてもらう事もあるでしょうし、家に愛犬や愛猫がいれば仕事のストレスも相当軽減されるはずです。
逆説的に言えば「この職場で干されたら俺の居場所はどこにもない」っていう状況だけは、絶対に作らないようにしましょうって事です。
皆さんも是非心に脱出スイッチを持ってみて下さい。苦手な同僚や上司に対して、開き直りに近いような毅然とした態度で接する事ができるというか、卑屈な感情が消えますから。
それが周囲から「〇〇さんなんか堂々としてきたな」っていう一目置かれる存在へと繋がり、結果として変な派閥や社内政治に巻き込まれる事もなくなっていくんですね。
③最後に
いかがでしたでしょうか。今回は変な社内政治に巻き込まれずに、自分の立ち位置をしっかり持つための心構え的な話を紹介させてもらいました。
でも私が本当におすすめしたいのは、
自分の価値観に合わせた人脈や人間関係を作る
事です。人脈作りは自分の損得を考えて作って全然いいんです。問題なのは自分の損得の基準が「出世の近道だ」とか「この人といれば社内ででかい顔できる」とか、あなたの価値観で決めたものではない時です。
「何の為に偉くなりたいのか」
「何の為に社内で大きな態度でいたいのか」
これを自問自答してしっかり自分の価値観を 自分で理解していないと、業務内容や職場が変わった時点でその関係は全てリセットされてしまいます。
例えば「社内での立ち位置を強くして仕事を進めやすくしたい」って人が、権力がありそうな人と仲良くなったところで、意味不明の飲み会やセミナーに行く回数が増えるだけで、自分の仕事どころではなくなってしまいます。仕事を進めやすくしたい事がその人の価値観だったのであれば、本当に質の高い資料やプレゼンを展開できる人と仲良くなるべきなのです。
私の価値観は「大切な人達と笑って過ごしたい」の一択なので、そういう事ができそうな人とのみ人脈を作ってます。まあ~敵だらけですけど、何の後悔もストレスも無いですよ。・・・いやストレスはあるか。
何かごちゃごちゃ書いてしまったので、めっちゃシンプルに言うと
人の目なんか気にせず、好きな人と仲良くしたら?
これに尽きます!
という事で今回はこれくらいにさせて頂きます。最後まで読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m