どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
ところで皆さん「寝てないアピール」ってした事あります?
職場で朝から
「やっべー、まじやっべー!俺昨日も2時間しかねてないわー、絶対4時間は寝れると思ったのにー、やっべー!」
と地獄のミサワばりにうるっさい奴いませんか?いませんか・・・
あ、ちなみに私は学生時代よくやってましたよ。だから未だに独身なんですね。プークスクスクス
(´・_・`)
とまあ自らを追い込んで行くスタイルのこのブログ、今回は「睡眠」についてのお話をしたいと思います。さっきの例は極端すぎるとして、真面目な話いませんかこんな人
「俺、ショートスリーパーだから一日3時間寝れば平気な体質なんだよね(ドヤァ)」
みたいな人。そういう人は下記の本曰く
世の中 には「 自分 は ショートスリーパー なので 短い睡眠も大丈夫だ」 と 豪語する人もいるが、ディンゲスは彼らに対しても、ぜひ自分の研究 室に来て10 日間 の実験を受けてもらいたいと呼びかけている。彼らの普段の睡眠時間だけ寝てもらい、脳の認知機能をテストするという実験だ。 これまでの志願者の中で、短い睡眠時間で健全な認知機能を維持していた 人は1人もいない。
マシュー・ウォーカー. 睡眠こそ最強の解決策である (Kindle の位置No.2382-2386). SBクリエイティブ株式会社. Kindle 版.
らしいですよ(笑)。ちなみに5時間以下の睡眠で日常生活に支障をきたさない人も遺伝の突然変異でごくわずかにいるそうですが、確率的には人が一生で雷に打たれる確率よりも遙かに低いそうです(ちなみに雷は1/12000です・・・)。
「寝るのが勿体ない」と思っている方は、その発想自体が本当に勿体ないのです・・・
何故こんな話を書こうと思ったかというと、「遅刻」が原因で才能ある若者が会社を去るという悲しいパターンが後を絶たないので、ふと書いてみたくなりました。
私の会社はサービス業がメインで、早番とか遅番とかある訳ですよ。どうしても寝る時間が不規則になるので、遅刻が増えてそれで怒られて益々仕事が辛くなって・・・という若者が大変多いのです。
更に問題なのは、とりあえず不規則な勤務時間帯でも起きれる人が、起きれない人を鬼の首でも取ったかのようにキレ倒すというね・・・。「あんた遅刻しない以外になんか取り柄あるの?」って人ばっかり居心地が良くなる状況の店もあるのです。
という訳で今回は前後半に分けて、睡眠の話をしたいと思います。私自身が人事に来る前は超絶不規則な時間帯で生きてたので、仕事の都合上、寝たくても寝られない人の気持ちは共感できます。
一応私の半生みたいなのも以前書いたので、全く興味ないのは百も承知でリンクを貼ってみます(笑)
仕事が不規則な人は本当に大変だと想います。でもその仕事を選んだのは自分自身だし、生きてく中で何らかの挑戦や克服を志す時期がくれば、どうしたって己のリズムで生活できない時も出てきます。そういう方達に向けて、「きちんと寝られればこんな良いことあるんだよ」っていうのをお伝えできればと思ってます。
今回の参考文献はこちら
①人類の進化の起源『レム睡眠』
すっげー長い前振りからようやく本題ですが、まずは睡眠の仕組みをお話しします。
本っ当にシンプルに言うと人の一生は下記のように脳に記憶されていきます。
- 覚醒時(起きてるとき)=情報をインプット
- ノンレム睡眠=入ってきた情報を整理整頓
- レム睡眠=整理された情報を統合(そこから「嬉しい」「悲しい」等の感情が生み出される)
極論を言ってしまえば、人生はこの3つのサイクルで成り立っていると言って良いと思います。私達は起きているときに様々な感情を抱き、様々な決断を下しているのですが、その元となる人格を作ってるのは、無意識下で行われているレム睡眠による情報の統合・・・つまり「夢」があなたを形作っているのです。
だから起きているとき、つまり覚醒時に脳に有益な情報(ためになる本であったり、情緒が安定する音楽であったり、自然とふれあったり)を沢山インプットする人は、ノンレム睡眠時に情報が綺麗に整理されて、更にレム睡眠時に「夢」という形であなたに『知識の習得や自然や芸術に触れる事は素晴らしい事なんだよ』と教えてくれます。当然そういう人は情緒豊かな人格を身につけますよね。
実はこのレム睡眠によって人類は地球上の支配者になったと言われています。レム睡眠による情報の統合から、人の心を読み取り、他者の感情を呼び起こし、人との協力関係を築き、私達はより知的で合理的な判断ができるようになっているのです。実際EQ(心の知能指数)の高さは、日々十分なレム睡眠を取っているかどうかで決まるとさえ言われています。
ここまで話せば賢明な皆さんならお気づきですね。十分なレム睡眠を確保するにはどうすれば良いか・・・寝りゃいいんすよ
「私ぃ~0時過ぎないと寝れない体質だから~」
「つれー実質1時間しか寝てねーからつれーわ!実質1時間しか寝てねーから」
そういう人をみかけたら片っ端から「パシュッパシュッ(時計型麻酔銃)」してしまうので、リアルで私に会わない様お気をつけて(笑)
あっ、ちなみに毛利小五郎のレム睡眠の獲得状況を推察してみると、
- コナン世界の時間経過が約半年
- その間撃たれた麻酔は50本くらい
- 1本くらえば象でも30分寝てしまう
以上の覚醒中に得た情報を整理して統合すると、レム睡眠がどうとかじゃなくて死にます。普通に死にます。
眠りの小五郎の二つ名が『永遠の眠りの小五郎』に昇格です(笑)
②寝れない人、寝たくない人に意識して欲しいこと
とまあ、我々の人格を形成してるのが「夢」、つまりレム睡眠による覚醒時の情報の統合であり、人類はレム睡眠により情緒やEQ、集団行動を学び進化してきた事は分かったと思います。
細かい説明は一切省きますが、最低でも6時間の睡眠時間を確保して下さい。それだけでレム睡眠は得る事ができます。
ちなみに私は昔からあまり「眠れなくて困る」という思いをした事がありません。パチンコ店の店長の時も
- 毎日深夜1時から2時に退社
- 就寝時間は3時~4時
- 起床は7時半、出社は8時半
- 中休みが17時~22時
という生活でしたが、その中で何とか6時間から7時間は寝てましたね。何故睡眠時間を確保できたかというと理由は至って単純「寝るのが大好き」だったから(笑)
なので、寝れなくて困っている人や寝るのが嫌いな人にお伝えしたいのは
寝るって楽しいよ
って事です。あの寝床についてから落ちる寸前までのフワっとした感覚や、「今日も一日頑張ったな~」とぬくぬくしながら自己満足にひたる時間とか、本当至福以外の何者でもないです。だから睡眠を好きになって欲しいですね。きちんとした睡眠を確保する第一歩はそこだと思います。
③次回予告
先日お届けした「陰口」への対策ブログで分かったのですが、やっぱりだらだら書いた方が皆さんお好きなようですね。なので今回も遠慮無く、しょうもない話も含めボリューム多めで書かせてもらいました。
さて次回の後編ですが、具体的にどうやったら「きちんと寝れるか」、つまり遅刻しないで済むかを、これは私の経験則も元にお伝えします。大抵の睡眠本だと「一定の時間に寝て起きる」というのが一番の対策となってますが、シフト制で働いていて、起床時間が不規則な方でも活用できる方法なので、是非活用して下さい。
ちなみに時計型麻酔銃は使わないのでご安心を(笑)
以上ぐりでした。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。