どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
さて私の会社では日曜日から、新卒社員の研修が始まります。何だかんだと今の仕事の中では研修が一番好きかもしれません。別に「若い人達の成長を目の当たりにできるから」みたいな話じゃ無いですよ。
「いやー去年のサバイバル研修はさすがにやり過ぎたね」
「そうですね、まさか熊が出てくるとは思わなかったですからね」
「今年は皆に熊よけの鈴を渡しておかないとネ」
みたいな会話をして、新卒の子達の(何言ってんだこいつら・・・)みたいな表情に変わってく様を見るのが好きなのです。別に歪んだ性癖がある訳じゃないです(笑)
実際は室内で、カードゲームやったり動画を見てキャッキャウフフしてるんですけどね。
私個人としては「特別な環境でしか効果のない研修」をやるのは大っ嫌いなんですよ。いくら研修生に厳しくしたり、でかい声での挨拶を強要したところで、それは研修所という異質の空間で、逆らいようがないから嫌々従ってるだけですから。拷問器具の上で「仲間って大切だよね、ね!ね!!」って聞いたってしょうがないでしょ(笑)。
極力日常の職場の雰囲気やテンションに近い状態で、皆に「なるほど、こういう考え方もあるのか」って思ってもらえるような研修にはしたいと思ってます。
という事で、そんな研修にできるかどうか、今日は皆さんに私のおすすめ本3選を確認して判断して頂きたいと思います。自分の好きな本を紹介するというのは、ある意味究極の個人情報の公開ですからね。今日の内容をみて「あーやっぱこいつが考える研修じゃ駄目だな」とか「もしかしたら少しはマシな事すんじゃね?」とか、想像を膨らませて頂ければ幸いです。
・・・まあ、おすすめ本というかマンガなんだけどね(笑)
①私のマンガ観
という訳でタイトル詐欺で申し訳ないです(笑)。本日はおすすめマンガを3つご紹介いたします。
「マンガ観」なんて言葉は無いのですが「死生観」くらいに思っておいて下さい(おこがましい)。まずマンガの優れた点というか、活字の本では得られないものはこの2点だと思ってます。
- 少ない労力で欲しい情報を手に入れる
- 少ない労力でストレス解消(モチベーションアップ)
この「少ない労力で」がキーワードですね。
本屋に行くと「マンガで分かる~」みたいな本が溢れかえってますが、それはマンガが脳に負担をかけずに大量の情報を得られるからなんでしょうね。そして少ない労力で(良書であれば)モティベーションを分けてもらえるというのが、やはりマンガの醍醐味なのではないでしょうか。きっと辛いときにスラムダンクやワンピースの名シーンを思い出して、気合いを入れ直してる人も沢山いると思います。
そして私が思う良質なマンガの基準です。
- 読後感が◎(スカッとする)
- 古書をストレス無く読める(古い小説の漫画版等)
- 「この作者スゲー」と作者に感動できる
- 純粋に面白い(ギャグセンス◎、元気が出る、ニヤニヤできるラブコメ等※「気持ち悪っ」的発言は受け付けません(笑))
- スピード感
これはあくまで私の基準ですよ。「設定が凝っている」とか「作画がきれい」とか人それぞれ基準があると思いますが、今回は上述を基準におすすめさせて頂きます。
・・・本当に私が好きな本は大体15~25年位前のマンガが多いのですが、「当時の自分の思い出とかも重なって美化されてるから面白いのでは?」と思わなくもないので、今回はなるべく最近のものを抜粋しました。
そして本日おすすめする漫画の説明欄に「おすすめポイント」として、上述の番号を振りますので、頭の片隅に入れておいて下さいませ。
②おすすめマンガ3選
②-1.ハイスコアガール
おすすめポイント①③④
という事でまず一作目は押切蓮介先生の「ハイスコアガール」です。この人の描く絵は上手いっちゃ上手いんだけど、なんかこう独特なのに、何で女の子がこんなに可愛く見えるんですかね。アニメ化もされてるので有名だとは思うんですけど、とにかく懐かしさと絶妙なラブコメが混ざった良作です。格闘ゲームが好きだったおっさんは、絶対一度読んでみた方が良いですよ。
後はこの作者が凄いのは本当に多才!「ミスミソウ」「でろでろ」「焔の眼」など、全くジャンルの違う作品を多数出してるのに全部面白れー。個人的には天才漫画家3本の指に入る方だと思ってます。
ハイスコアガールに限らず、この方の作品を読めば読むほどハマっていく漫画です。これは人を選ばず買っても損はさせない自信アリです!※何で俺が得意げになってるんだ(笑)
②-2.銀河英雄伝説 作画 藤崎竜
おすすめポイント②④
続きましては今も連載中の作品です。正直銀河英雄伝説の小説の存在は知っていたし、OVAとかアニメになってるのも知ってましたが、読んだことはありませんでした。何となーくだけど「小難しそうだな」って理由でね・・・。
ただこの漫画を読んで見方が180度変わりました。これは面白い!食わず嫌いはやっぱり良くないですね。
多分なんですけど、藤崎竜先生の時系列のまとめ方や主人公のキャラの立て方が本当に上手なんだと思います。主人公がラインハルトとヤンという二人の「英雄」の話なんですが、OVAのキャラとまっったく違う!一方は「おとぼけ課長」ばりにとぼけまくったキャラになってるし、もう一方に関しては目力が強すぎて、瞳孔周りの集中線が眼球を突き抜けてます(笑)※詳しくは漫画を読んで下さい
原作を際立たせるマンガ版の好例なので、一度読んでみて下さい。
ちなみに6巻を紹介したのは、個人的に一番面白かった巻だったからです。
主人公のラインハルトが、味方の罠に嵌められて敵の最前線に赴くことになったのですが、色々は思惑が錯綜して誰もラインハルトを攻撃出来ません。何万の敵を前に堂々と自軍の艦隊を更新させる姿が、目茶苦茶格好良いのです
この場面は、凄いアウェイの場で何らかの仕事をしなければ行けない時に、自分を奮い立たせる為に良く思い出してます。
②-3.てーきゅう
おすすめポイント④⑤
我ながらジャンル不問で読み漁ってると思いますが(笑)。最後はルーツ先生の「てーきゅう」です。1巻~4巻当たりまでのスピード感とギャグの切れ味は本当に凄いですよ。本当に何も考えずにストレスを解消したい方におすすめのマンガです。これは15巻で完結してるんですが、最終回は感動させる気ゼロなのに、何か謎の感動をしてしまいました。
たぶんギャグマンガを15巻も出し続けるって、もの凄いエネルギーを必要とすると思うのですが、そういうのは本当に一切出さずに、最初から最後までボケ倒してるマンガだったので、「頑張ってるんだなー」と謎目線で読んでた事も相俟ったのでしょう(笑)
正直幅広い読者層に愛されるマンガって訳でもないですが、笑いに飢えてる方におすすめのマンガです。
③最後に
おすすめマンガ3選、いかがでしたでしょうか。本当の本当はですよ、この中にこのマンガを入れる気だったんですよ。
主人公がお風呂場でつまずいてヒロインの股間に転んで「キャー!リトくんのエッチィ!」とかぬかしおる、ハーレムラブコメなんですが、これのレビューを書いているときに、たまたま自分の顔がパソコンの液晶に映り込んでしまったのです。
「あれ?俺40代後半・・『リトくんのエッチィ』とか今書いて・・る・・?」
色々な思いが錯綜して、とりあえず今回は書くのやめときます(笑)。
でもこういうのを紹介するのが恥ずかしいなんて全く思ってませんからね!今後はジャンルを問わず色んな作品を紹介して、自分を開示していきたいと思ってます。
・・・嘘ですちょっとだけはずかしかったです
何はともあれ読書はいいですよ!辛いときや苦しいときに、自分を救ってくれたのはいつだって本でした。今でも心に残る名言や、著名人の一言、そしてマンガの名シーンが弱い自分の背中を押してくれます。だからちょっと小難しそうな本からベッタベタのラブコメマンガまで、本は死ぬまで読み続けていたいですね。
今後も時々こういうのを紹介していきますね。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!