どうもこんにちは、ぐりです。
さて今回は「お酒」にまつわる事をお題としております。よくこんな質問ネットで書かれてません?
『飲み会に上司から誘われたら嫌でも行かなくちゃいけなんですか?』って。
こんなの私からしたら「好きにすれば?」以外の答えが、ひとっつも出てこないんですよ。※いや出てこないと「思ってました」・・・
それなりの会社でそれなりの役職背負ってる人なら、「あーこいつ嫌がってるな」って察すれば無理矢理誘うなんて絶対ないですから。あるとすれば部署全体の利益に関わるような飲み会というか食事会だし、その旨をきちんと説明するはずです。それでも嫌そうであれば、それ以上の強要はまずしないでしょう。
別におっさん連中の肩を持つ気は毛頭無いのですが、よくネットで描かれているアルハラ・セクハラ・パワハラの3連コンボをするようなアホ上司は、さすがに管理職でいられる筈も無いので、「適当な事書くなよマジで(呆)」と思ってました。
そしたらある日こんな相談がありました。
「〇〇勉強会の終了後に研修所で😱😱でお酒を・・・
・・・だったんですけど、なんなんですかアレ」
おるがな!!3連コンボのアホ上司、俺の会社におるがな!!ネットすげえええええええ。そしてネットの質問で馬鹿にしてた、飲み会嫌いの方々すんません!
匿名で投稿して社名も伏せてるのに、全文公開できないレベルの奇行が横行してるのが本当に情けないですし、それを諫めようとすれば・・・家族経営の会社ってこんな感じなんだなと、引き出しの一つにするしかない状況なのです。まあ全部私の妄想話ですけどね(苦笑)。
という訳で、今回は未来ある若い方々の為に「飲み会の立ち回り方」※と言うよりは、「日々の会社での立ち回り方」になりますかね をお伝えいたします!
ちなみに私自身はお酒は普通に飲めますが、(嫌いな人達との)飲み会自体は大っっ嫌いです。特に普段何も言えないくせに、酒が入るとうざ絡みしてくるような輩は
「誰かこいつの口と心臓止めて!」
と、心の中で毒づいてます(笑)。そんな私でも何とか社会人をやってこれてますし、結果として宴会だけ達者な奴らより社内で信頼も得ている自負はあるので、それなりに役に立つとは思います。
①酒席の誤解2選と、それを逆手に取った楽しみ方
本題に入る前に一つだけお断りを。
今回の話は飲み会が嫌いな人の為の話ですからね。元々の性格が「外向型人間」で、人の裏表や本音が出てくるのを心から楽しめる方は、それはもの凄い武器ですので、是非飲みにケーションを人脈作りと情報収集に活かして下さい。
では本題に入りましょうか。飲み会が嫌いとか怖いという人は、まず飲み会に対する誤解があるような気がします。その誤解を解いた上で人間観察の格好の場として酒席に参加すれば、意外と得られる事も多いかも知れませんよ。まずは酒にまつわる話でありがちな誤解を2つ暴いて、その上でその状況を楽しむ方法をお伝えしたいと思います。
①-1.お酒さえ入らなければいい人なのに・・・
では一つ目いきます!「普段いい人なんだけど、お酒が入ると凄い口が悪くなるんだよね」なんて人がいたら、もう分かってるかもしれませんがこういう事です。
✕「普段いい人なんだけど、お酒が入ると凄い口が悪くなるんだよね」
◯「凄い口が悪い人なんだけど、普段よく我慢して偽りのキャラを演じてるよね」
お酒が入ったから性格が変わるなんて事は、絶対にありえません。酒席で攻撃的な人であれば職場でも必ずパワハラまがいな言動・行動が出てきますし、メンヘラな人であれば職場でちょっと嫌な事があれば、「面倒くさっ」って反応になるはずです。
ですので嫌な飲み会であれば、こう考えてみましょう。
「仮面を暴きに行ってくるか♪」
ちなみに共感能力とか誠実性が高い人っていうのは日々勉強をしていたり、根っから「人が楽しんだり喜ぶ姿を見るのが好き」な人達なので、酒が入った位で本質は変わりません。周囲を楽しませようとしてたり、盛り上がらずとも盛り下げないスタンスを一貫している人は、信用できると思いますよ。
それが分かるだけでも、一回くらい「行ってみるか」って思えてきたでしょ?ね、思えてきたでしょ!ねえってば!!※こういう人が酒席を壊します(笑)
①-2.酒の席は無礼講、本音を話しても良い
これはですね、『酒の席だからって油断して失礼な事しちゃ駄目ですよ』って話とは少し違います。
これは完全に私の持論ですが
- 人生に無礼講なんてない
- 熟慮して悩み抜いた末に、口に出した言葉や仕草、表情こそが本音
だと思うんですよ。これいうと大概「固いなー、ていうかめんどくせーなー(笑)」って言われてしまいます😅
でもそうだと思いません?上司でも親でも部下でも対応は基本一緒です。自分にとって大事な人なら、礼を失しても良い場面なんて一時も存在しないと思うんですよ。逆に言えば「あーこの人は俺に礼を以て接する気はないんだな」と判断したら、全力の塩対応でいいと思いますよ。
だから私「お前は普段から酔っ払ってるようなもんだからな」って言葉を、酒の話になると凄く言われます。まあ褒め言葉と受け取ってますけど(笑)
そして「本音」というのは上述2番に尽きると思いますので、皆さんも酒の場に限らず「普段から口に出す言葉は全てが自分の本音であり本心だ」という覚悟を持って、仕事も飲み会も臨んでみてはいかがでしょうか。そうすれば自然と飲み会とか仕事とか関係なく、知らないコミュニティーに参加するハードルが下がりますよ。「あいつは裏表が少ないから付き合いやすい、信頼できる」ってなる訳です。まあこれが冒頭の
『飲み会に上司から誘われたら嫌でも行かなくちゃいけなんですか?』
に対する私なりの答えですかね。
②あなたが酒席で「迷惑な人」にならない為に
という事で、今回の問題定義の答えを早々に出してしまったので(笑)、ここからは皆さん自身が飲み会の場で鬱陶しいと思われない為の、日々の考え方をお伝えできればと思います。
上述した通り、酩酊状態で出る姿は間違いなくその人の本質です。そこが仮に迷惑な人であった場合、普段から脳を鍛えていないから残念な事になるんですね。
別に暗算ができるとか記憶力を鍛えるって話では無いですよ。誠実性とか挑戦力とか共感力等々の社会適応能力の話です。
そこを鍛えるにはやっぱり見出し①-2.でお話しした、「礼儀」と「本音」についてしっかり向き合うことだと思うんですよね。普段からこの2点を意識していれば「その相手なりの礼儀や本音」というのは自ずと見えてきます。
本能レベルのむき出しの言葉を本音と考えている人であれば、普段から思った事を脊髄反射で言ってあげればいいし、「皆まで言わせるな」と沈黙の中に様々な感情を抱えている人であれば、その人の表情や言葉を熟慮した上で向き合えば良いのです・・・普段からね。
この「普段から」人に気を遣わず、その場しのぎで対応してる人こそが、飲み会では人が変わったように口が悪くなったり粗暴になったりする人の正体だと思います。そりゃあいつも
「こいつうぜーなー、とりあえず相づち打っといて、喫煙室でこいつの陰口で盛り上がるか😀」
なんてアホな対応してる人だったら、上辺は人当たりの良い人に見えるかもしれませんよ。でも人と向き合うことを毎日サボりまくってるんだから、脳内はお子ちゃまのまんまなんですよ。酒が入ると、前頭葉がマヒしてお子ちゃまな部分がでてしまうのですね・・・
という事で皆さんが飲み会で迷惑な人にならない為の条件はただ一つ
- 普段から人と向き合う(考え抜いて脳を鍛える)事を怠らない
これにつきると思います。
③最後に
いかがでしたでしょうか。今回は参考文献がないので経験則になってしまうのですが、お酒の場では粗相した事がない私が言うので、そんなに的外れでは無いはずです。ちなみに私はしらふの方がよっぽど粗相だらけですよ(笑)。
最後に一つだけアドバイスを。鬱陶しい酔っ払いどもを撃退するキラーワードがあると部下から聞いたので、それをお伝えしたいと思います。
- それツイッター案件ですよ
「ツ・・・イッター?あのパンが焼けたらスポーンと飛び出てくるやつ?それとも男女二人で数字つきの◯印に組んずほぐれつ手足を置いて、『キャーぐりさんのエッチ』とかなるやつ?※男女である必要はない」
って私ならなること請け合いです(笑)
まあ確実に言えるのは、飲み会限定で楽しかったり迷惑な人なんていません。飲み会で楽しい人は普段から人を楽しませられる人だし、迷惑をかける人はいつかどこかで、職場でもそういう所は出てきます。「職場の延長」と考えれば、変に飲み会に対してコンプレックスを持つ事もなくなってきますよ・・・多分。
という事で今回はここまでにします。最後まで読んで頂きありがとうございました。