どうもこんにちは、ぐりです。なんか2chみたいなタイトルですみません(笑)
今日は読者の役に立つ情報というよりは、近況の報告になります。いや、私の妄想を書き連ねてるだけかもしれませんので、受け取り方はお任せします。それくらい憂鬱な話と思っていただければ。
①今の私の部署の状況
人事部は現在課長職が私を含め2名(男)と社員が1名(女)がいる状況ですが、その一年くらい前は課長職(私)と社員2名(女)だったんですね。部下曰くその頃の人事部はブータンだったそうです。
去年の6月からですかね。私と同職位の課長A氏が来て4人になったのですが、それが終わりの始まり(笑)となったのです。
いや、正直こうなる事が分かってるのに受け入れた会社にもすげー腹は立ってますけど、まあ仕方無いっす。その人は一応非公開ですが社長の隠れ親族ですから。
ただ予想外だったのが「ここまで無能で自我が強くて仕事嫌いだったのか!? 」って事ですかね。彼の数々の形跡をちょっと記しておきます。
- 人事部に来て1年2ヶ月経過したが、未だに中途採用の電話対応ができない。
- 人事部に来(以下略)、未だに新卒ナビサイトの使い方がわからない。
- ていうか彼一人で事務所での留守番対応ができないので、日誌(【今日の良かったこと】【目標達成に向かってのヒント】的なクソみたいな事を書いて、サーバーで共有する)以外やる事が何もない。
- 「学校回り行ってきます」と言って基本サボる。学校回りの行程がGoogleマップ調べだと、モナコグランプリばりのタイムアタックを要する(笑)。
- 学生とコミュニケーションが全く取れない。インターンシップに強引についてきておいて、何故か学生と一言も喋らずひたすらポケモンをやってたらしい。最早あんたがモンスターだよ(笑)
本当は後20個以上あるんだけど、まあいいんですよ100歩譲って!無能で仕事が嫌いな分にはね。元々給料が落ちるのが嫌で店舗から人事に逃げてきたわけですから(それがあっさり許されるっていうのも、すげー話ですけど)。問題はA氏の「自我が強い」って部分よ!ではその数々のエピソードをどうぞ。
- A氏は冒頭で書いたとおりの社長との関係性なので、とにかくおねだりすれば会社から金を引き出せる。研修も人事採用も全~部コンサル絡み。業者との主従関係を作ってそれを部下に見せびらかしてマウントを取るのが、彼の基本戦略。
- それで毎月会社で「ニューエイジセミナー」なるものを主催してるが(実質全部業者がやって彼はポケモンしてるのみ)、研修終了後に飲み会があり、それが一部の研修生には相当な苦痛とのこと。何しろ自分は一切金出さないで研修生に出させてるんだから。
- それでその飲み会に参加せずに寝ようとすると「◯◯さんが(業者の人)ケーキ買ってきたくれたんだから参加しなよ~※このセリフはホラー風に呼んで下さい(笑)」とA氏の手下が執拗に部屋をノックしてくるらしい。
- 私の部下もそのセミナーに参加していたのですが、結局そういうのが嫌でそれを上司に相談した所、A氏は陰で彼女の悪口を散々言いふらし、彼女がそのセミナーに戻る事は不可能となった。彼女自身も店舗でそのセミナー参加者に会うのを怖れてしまっている。
- その後彼女も人事課では完全にA氏を無視の状態なのだが、A氏も全く関わりを持たず、今の人事課はプロパンガスよりも日韓関係よりも空気重い。
・・・まあこんなの本当に氷山の一角で、ガチで全部書いたら警察が動くような事もあるのでやめときます。そんな経緯があって、とうとう私の部下は先日退職したい旨を言ってきました。
ちなみに当時二人いた女性社員の内の一人は、A氏に懐かなかった為、A氏が「あいつは来期人事部から外す!」とか息巻いていたのをどこかで聞いてしまったんでしょうね・・・。先々月に辞めてしまいました。
②ピーターの法則
「そんな奴さっさと降格かクビにすりゃあいいじゃん」と思うでしょ?本当にそう思うでしょ!?
読者の皆さん、漫画よりもイカれた現実ってあるんですよ実際。社長は何かある度に「俺は子供の時A氏のオムツを替えてたんだよ」って特別な存在であることを暗喩させるし、件のニューエイジセミナーが色々やばい事を話せば、「ぐり(私)とA氏との本音のコミュニケーションが取れていないからだー!」とか俺の所為にしだすし、漫画でもベタ過ぎて出てこないような馬鹿社長に馬鹿兄弟。まあ手に負えねーっすわ。
過去にもそんな南スーダンもびっくりの人事部の状況を書いた記事があるので、こちらもご参照下さい。
という訳で私的には手塩にかけて育ててきたつもりの部下が一人去り、そしてまた一人去りそうな状況で、正に人事部崩壊の危機に瀕しているわけです。
真因はA氏だけど、それに対して何もできない自分の無能さも本当に辛いし腹が立つ。
やっぱりピーターの法則ってあるんですね。
ピーターの法則(ピーターのほうそく、英: Peter Principle)とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
- 時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
- その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
つまり、「組織では自分ができない仕事に就くまで出世し続ける上に、その職位のまま留まる事が殆どなので、結局上層部は無能で埋め尽くされる」という法則の事です。
まずは私自身もそれを認めなければですね。部下が一人辞めて、また一人辞めようとしてるのに、手をこまねいて「立った立った、クララが立った! 」とピーターの法則にどっぷり浸かっている駄目な自分を。※これはペーター
あっ、ちなみにA氏はピーターもへったくれもないですからね。普通の会社だったら「電話できない、コミュニケーションも取れない、パソコン使えない」のダークマター三重苦を抱えていたらどんな職位なのかはご想像にお任せします。
③今後どうするか
さて、現況の愚痴はこれくらいにして、一応は人を採用したり育てたりする人事部の端くれなので、私自身が今後何をすべきかをかいておこうと思います。
・IF THENプロファイリング
これは当ブログでは数回ご紹介してるおすすめの対策です。「もし(If)Xが起きたら、その時は(Then)Yをやる」という事をノートやPC等に書いておくだけですが、非常に効果的です。私の中では
「A氏が自分の部下と直接話し合う以外で、人事に人を介入させようとした場合、全てNOで答える」
と決めてます。A氏は絵に描いたような「無能な管理職は無能な部下を重用する」タイプの人です。必ず上述のニューエイジセミナー参加者から自分のお気に入りを人事部に入れようとする筈なので、「そんな事よりまず目の前の部下と向き合え」と一蹴します。
・必要な存在である事を伝える
いうてもこの会社はお社長様の絶対君主制。自分の親族が可愛ければ、何が何でも肩を持つでしょう。ただ社長も彼女が辞めるとなれば、本気でショックを受けるのは間違いないんですよ。私の部下にはどれだけ会社で必要な存在なのかを、受け売りにならないように地道に伝えていくしか無いかなと思ってます。
④最後に
・・・とまあ、長らく愚痴にお付き合い頂きありがとうございます。「読者様のお役に立つブログ」なんて言っててこのザマじゃ駄目ですよね本当に。
正直言えば「辞めた方が彼女にとって幸せなんだろうな」ってくらい終わってる会社です。私も独立していくために、ブログを始め色々な事をやってるのですから。
でもね、だからって「早く辞めようね」って言って、その「辞め友(造語)」どもが一年以上関係性を維持しているのを私は見た事がありません。結局一時の感情で共感しているだけなんですよ。
だから私のできる事は、一つでも多くの選択肢を見せて(A氏に悪さをさせないとか、もっと適した部署があるかもしれないとか)、その中で冷静に部下に選んでもらえる環境を作る事なのかなと思ってます。その上で退職を決めたのであれば、自分の無能さを反省していくしかないですよこればっかりは。
今日はこれ位にさせて頂きます。今回もお付き合い頂きありがとうございます。
※12月27日追記
最近になってこの記事の検索数が伸びてきております。「人事部 無能」で(笑)。
でも折角伸びてきてるので、こんな人事部のその後が気になる方は、以下の記事もご覧下さい。会社でのコミュニケーションに役立つ事も書いてますよ(一応)。