どうもみなさんこんにちは、ぐりです。
私、先週土曜日に久々に「楽しい」会食を体験してきましたよ。
再来年卒業予定の学生さんと、SPI(適正検査)のフィードバック面談を兼ねて、食事をしてきたのです。
SPIとは適正検査の事で、一般的にはこのSPIと呼ばれる検査を新卒採用面接で活用してる会社が多数なのです。その為この若者達は、
という我が社のエサに対して、猛然と食いついてきた訳です(失礼)。
詳しくは以前記事で書いたので、こちらをご覧下さい。
最近、上司とか取引先の業者とか、謎の団体(!?)とか、気楽に話ができる会食が全く無かったので、私もリラックスして色々なお話しをして参りました。
ただですね、彼等と食事をしていてつくづく思いましたね
「俺、年取ったなーって」※いまさら(笑)
どこでそう感じたかって、頼むメニューですよ。「寧々家」で会食したのですが、2時間延々と揚げ物と肉のみ頼んでましたからね。
「好きなの食べていいよ」って言った手前、私も一緒に食べましたが・・・おいしかったんですよ。おいしかったのですが、敢えて食レポするなら
エネルギーを吸収する系のモンスター(魔人ブウみたいの)が、勇者の膨大なエネルギーを吸収しきれずに、逆に破裂しちゃう感じ・・・ですかねえ※食べ物の感想ではない
途中からは、私の代わりにモリモリ食べてくれる若者を、ひたすら愛でてました。完全に孫にご飯食べさせてるおじいちゃんですよね(笑)
さてそんな時間を過ごしたわけですが、凄く学生の皆さんから聞かれた質問が「面接について」です。色々聞かれましたよ~。
最後の質問の子、それはもう面接じゃなくてエヴァンゲリオン最終回の「おめでとう!」「おめでとう!」「おめでとさん!」ってなる奴です(笑)。そんな圧迫面接はありませんのでご安心を。
まあでも、いくら求職者断然有利となってるご時世でも、本当に入りたい企業の場合は倍率が良くても4倍、きつい所だと100倍以上の狭き門なのが現実です。そりゃあ学生さんも心配しますよね。
という事で今回は「面接に向けて準備すること」を記事にしたいと思います。勿論会社によって、聞きたいことや知りたいことは千差万別なのですが、求職者の適性を知るためのテクニックや聞き出したい部分とかは、基本的には同じです。その辺りのお話しをしたいと思いますので、学生さんから良いところに転職を狙ってるベテラン社会人の方まで、お見逃し無く!
引用元 https://www.pixiv.net/artworks/8173827
①エピソードの選び方
それでは早速一つ目です。よくある「あなたが今まで頑張ってきたと思う出来事を聞かせて下さい」みたいなベッタベタな質問(笑)。あれは実際かなりの高確率で聞かれると思った方が良いと思います。でも気をつけて欲しいのは、殆どの方が下記のようなエピソードを延々話してしまうんですよ。
◇あまりおすすめできないエピソード
超即戦力を求めてる企業だと、また違うのかも知れませんが、学生採用の場合は間違いなく会社が知りたいのは、その人が持ってる資格とか成果ではなく、その人のポテンシャルです。
それを知るためには、成功体験とか数ヶ月程度の取り組みの話では、まず分からないんですよね。特に一人でやった事「資格を取った」「TOEIC何点だった」みたいな話は、しない方が良いと思います。
ではどういう話だと、その人のポテンシャルが分かるのか。それは以下のようなエピソードです。
◇おすすめできるエピソード
こんなところですかね。
要は普通だったらあまり話したくない話題の方が、面接官には刺さるかも知れません。
言いたくない話=その人の本質が分かる
ものですからね。例えば赤字の1番でのエピソード一例を挙げると・・・
とかが良いと思います。要は「成功体験よりは苦労話」って事です。
②成果よりも「生育史」を面接官は重視する
それでは続いて二つ目です。この見出しはどういう事かというと、見出し①番でもお話しした通り、会社はその人が持っているポテンシャル(というか本当の性格)が知りたい訳です。だからどんなに良い話をした所で、その人の人物像が分からなければ、分かるまで根掘り葉掘り聞いてきます。
そして聞く側からして、一番その人の本質が分かるのはその人の生育史(生まれ育った環境・エピソード)なんですね。これはわざわざ自分から話す事では無いので、いつ聞かれても良いように手札として持っておくことが重要なのです。
ついでに個人的におすすめの「MY生育史のまとめ方」をお伝えしておきますね。それは自分で自分の個人情報をネット風に面白おかしく書き上げる事です。つまりは・・・
みたいな芸能人を調べようとする時に、検索2・3番手に必ず出てくるアレです(笑)。アレを「自分が書かれたらどんな感じだろう?」と、ゴシップ感たっぷりに、自らの半生を記事にしてみるのです。
きちんとした面接をする所ならば、必ず巡り巡ってあなたの生育史を聞きにくる筈です。そこであなたが作り上げた生育史を、情感たっぷりに伝えて下さい。
・・・ちなみに私はノーマルだし、動物大好きですからね(笑)
でも多少大げさに表現する事も、面接では重要になりますからね。
③その他、面接マル秘テクニック
もうちょっと面接について書けそうなので、面接官が叩き込まれる細かいテクニックを教えておきますね。是非逆手にとって、対策を練っておきましょう。
③ー1.比喩表現を見逃さない
面接官は求職者の比喩表現を、必ず明確な言葉にして聞こうとします。例えば
・・・みたいな感じです。「壁言うたら壁やろがい!」みたいな顔をしてはいけません。そう突っ込んだときの一瞬の表情こそが、面接官が最も知りたいその人のポテンシャルなのですから。
③ー2.面接官が事実を集めるマジックワード
面接官の最大の任務は「とにかくより多くの事実(情報)を集める」これにつきます。だから曖昧な話を、徹底的に深掘りしてこようとするのです。その時に使う三大用語がこれです。
- 具体的には?
- 例えば?
- 他には?
嫌らしい話、あまりにも「何故ですか?」を連発すれば、それはパワハラ面接と認定されてしまうので、言い方を変えてくるんですよ。だから上記の三大ワードを多用してくる筈です。
④最後に
という訳で、今回は「面接に向けての準備」についてお話ししました。
・・・こう書くと、面接が恐ろしくなってしまうかも知れませんがご安心を。きちんとした企業なら、こういう情報を面白おかしく求職者から聞くのが面接官の使命なので、求職者の方を威圧するような聞き方は絶対してきません。どんな有名企業にしろ、人不足なのは間違いないのですから。どうか安心して、対策を練って下さいませ。
何はともあれ、先日の学生さん達は全員気さくな人達で、私もとても助かりました。SPIの結果の紙を渡したら、占いの結果を見た女子みたいに盛り上がってましたからね。※全員めっちゃガタイのいい男です(笑)
内心、「友達の家に遊びに来たのに、全員でマンガを読みふける小学生」みたいな流れになったらどうしようとヒヤヒヤしてましたもの(笑)。うちの会社に来てくれれば最高ですが、未来ある若者が然るべき企業に行くのが、一番ハッピーですね。
では今回はこれくらいに致します。最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。