ちょっとずつ 一歩ずつ

社会人1~3年目の方や中間管理職の方向けの、「楽しく仕事をする」為のブログです。社会人ならではの人間関係やコミュニケーションの取り方、ストレスの軽減方法等を発信しています

【正しい目標設定】目標より先に価値を追え!

どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
最近少しずつなんですけど、最悪だった我が人事部の雰囲気が変わりつつあります。ここ半年間まともに口を聞いていなかった、私の同僚A氏と部下のB子が、今日一緒に新卒合同企業説明会に行っています。「いやいや全然普通でしょ」という方は、わが部署の事情をとくとご覧ください。「キューバ危機か(古っ)ウチの人事部か」という状況です。

www.green-gym.net

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A氏とB子が一緒に時間を共有するって、私の中では歴史的快挙なのですよ。最近のニュースで言えば「日韓首脳会談が11分行われた(笑)」くらいの快挙ですね。

いやどっちかっていうと、

「ダメ親父に愛想尽かした反抗期の娘が、半年ぶりに親父と一緒にご飯を食べた」

感じですかね。ちなみに私はハラハラしながら見守る母ちゃんです。

この先B子が辞めるかどうかは分かりませんが、少なくとも今の会社に恨みや悲しみを持って去ってもらいたくはないので、これは間違いなく一歩進んだと言えることだと思います。

正直今年は今の会社に入って過去最悪の一年でしたが、最後の最後で良いことがポツポツ出てきて本当にホッとしています。本当はもう一つ嬉しいことがあったんですけどね。

でもネタは小出しにしないと勿体ないので、良いことは少しでもみんなと長い時間共有したいのでそれはまた今度お話しします。※逆、逆!太字と打ち消し線逆!!(笑)

少しでも状況が良くなっていると言う事は、当然関わる人達が何らかの努力を試みたから良くなってる訳です。まあ誰よりも努力したのは私ですけどね(いるよねこういう勘違い平行棒野郎(笑))。でもきっとA氏もA氏なりに歩み寄ろうと努力したのだろうし、B子もB子なりに逃避癖と向き合ったのでしょうから、色んな人の努力の賜物です。 私を含めて皆が「このままじゃいけない」という価値を持ったのだと思います。

 

という訳で、今回は「目標と価値の違い」についてお話ししたいと思います。これアップした今日この後、新卒研修でまんま同じ事を話します。読者様には申し訳ないですが、私の説明の予行演習として諦めて読んで下さいませ(笑)。

 

 

①目標と価値の違い

①-1.目標とは

まず先にお断りしておきたいのは、目標を持つこと自体は素晴らしい事ですからね。ただ「価値無き目標」には意味は無いよ、というのが今回の記事でお伝えしたいことなので、そこを踏まえた上でお読み下さい

それでは本題に入ります。例を上げるのが手っ取り早く伝わると思いますので、「弁護士になりたい」という夢を持っている人がいるとしましょう。

この段階では、「弁護士になる」というのは価値のない目標であり、彼の本当に意味でのモティベーションは上がりません。何故なら彼の未来には、「司法試験に受かる」と「試験に落ちる」という2つの選択肢が出てきますよね。将来が曖昧になった分だけ、未来が予測しづらくなり、不安も悪化していくからです。

こういう単純な結果だけを目標としてしまうと、極論カンニングでも裏口からのコネでも弁護士になれてしまう訳なので、そういう選択をしてしまう可能性も出てくる訳です。

現実でも不正会計とか、わいせつ事件とか、それなりの立場の人が

「いい大人が何でこんな事を・・・」

って事件ありますよね?その人達は殆ど一般常識を持った普通の人です。ただ目標が「会社で出世する」とか「年俸◯◯万円」みたいな、未来の不確定な目先の目標で生きてる人が、道を踏み外してしまうケースが多いようですね

 

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①-2.価値とは

 では「弁護士になる」という目標の向こう側に「弱い人を救う」とか、「新たな知識を学ぶ」みたいな価値観があったらどうなるでしょう。

その時点で司法試験は他人を救うための手段の一つでしかなくなるのです。つまり落ちたとしてもそれは、山の登り方の違いだけであって、きっと弁護士になるという目標とは違う形で、「弱い人を救う」方法を模索していくでしょう。ずばりこれが価値です!

弁護士になれるかどうかは、試験次第で左右されていた未来が、価値を持ったお陰で確実に望む未来に進める現在進行形のプロセスに変わった訳です。
このように価値を持った目標を持つことで、未来の不安を軽減し、集中する時間を「今この瞬間」に持ってくることができます。

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②お手軽な価値観の見つけ方

とはいえですよ、自分の価値観を見つけるって思ったよりも難しい作業です。やっぱり自分のやりたい事を貫いて生きて、世間に爪痕残したいですよね※若手芸人か(笑)

「ぐりさんってどんな人なの?」
「そうだなー、中肉中背な人」※性格関係なしの只の視覚情報

なんて話が給湯室でされてたら、きっと家でさめざめと泣いてしまいます。

そうならない為のお手軽自分探し「パーソナルプロジェクト分析」という手法を簡単にご紹介します。

  1. 自分が今取り組んでるプロジェクト(行動)をいくつか挙げてみる(仕事上のプロジェクト、週に1回掃除、ダイエット、マンガを週2冊読む、等々「意識してやっている事」ならなんでもOK)
  2. そのプロジェクトに対して「そもそも自分は何故このプロジェクトをやっているのか」と問いかけてみる
  3. 2番を5回以上繰り返してみる。

これだけです。例えば「食べ過ぎをやめる」なんてプロジェクトに取り組んでいたらこんな風に掘り下げてみて下さい。

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鈴木祐. 最高の体調 ACTIVE HEALTH (Kindle の位置No.1809). 株式会社クロスメデア・パブリッシング. Kindle 版.

このように何度も問いを重ねていき、最もトップに出てきた上位概念があなたの価値観になります。大体5~6巡目まで「目的は?目的は?」って掘り下げていくと、自分の本心に辿り着く場合が多いみたいですよ。これを機会に皆さんも
「自分が最も大切にしている価値観」
を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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今回の参考文献はこちら

最高の体調

最高の体調

 

③最後に

という訳で「目標よりも先に価値を追え」というお話しをさせて頂きました。最後に私が個人的に思う、究極の価値を追い続けた方の最も印象に残る動画をご紹介します。

 

 

ご存じジャイアント馬場さんですが、この試合は馬場さんが60歳の誕生日を迎えた時の還暦特別試合です。リアルに試合内容を分析してしまえば、

「馬場さんのチョップやキックに吸い寄せられるように若手レスラーが当たりに行く」

という、物理学への挑戦状(笑)みたいな試合なのですが、この試合を真面目に全部見て、馬場さんの応援をしない人なんて、たぶんいないと思います。
馬場さんはずっと「明るいプロレス」を提唱していて、試合が終わったら一切遺恨や因縁を残さないプロレス。格闘技では無く、「明るさに満ちたスポーツにしたい!」という揺るぎない価値観を持っていたのです。


そんな馬場さんは当時全日本プロレスの社長。興行収入を増やし社員に給料を払うという、経営も考えなければいけません。そんな状況下で60歳になって最前線で戦うのは、揺るぎない価値があったからなのだと思います。

できれば動画のラスト1分だけでも見て欲しいのですが、勝利インタビューで

「子供の時に60歳って言ったら随分年寄りだなと思っていましたが、自分がなってみたらねぇ、なんだまだやれるじゃないか」

と言ったときの観客の大盛り上がりっぷり!プロレス好きの私としてはこのシーンは何回見ても目頭が熱くなってしまいます。
馬場さんの価値に皆が共感してるから、「プロレスなんてやらせだ!」って、リアル路線を追求した現在の格闘技よりも全然盛り上がってる訳です。
でもこの試合の僅か一年後に逝去されてしまうのですが・・・

 

勝つとか負けるとか、偉くなるとかならないとか言ってる内は、結果次第でどうにでも変わってしまう薄っぺらい「価値なき目標」です。結果がどうであれ全部自分の肥やしになる「価値」を持って生きていきたいですね。

 

それでは今回はここまでです。最後までご覧頂きありがとうございます。