どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
恐らくはこれが今年最後の記事になると思います。
この記事を書いている段階では実家で休養真っ盛りで、本当に好きなように過ごしております。どのくらい好きな事をしてるかというと・・・
実家から車で15分くらいの所に私の大好きなROLANDさんのタピオカ店があるので、家族で行ってきました。次はいつ里帰りできるか分からないからね。
・・で、ついでにこちらもパシャリ
死ぬほど面倒くさがっている姉に無理くり撮ってもらいました。ついでにチーズドッグをかじって、チーズが「にゅーん」ってなってる写真も撮ってもらおうと思ったのですが、普段温厚な姉が「あ゛?」って言ったのでやめました(笑)
本当は黒糖タピオカを持ってアップにした写真も撮ったのですが、爪に(老化により)縦線がいっぱい入ってて、なんか汚いんすよ(笑)
そこで自分の事を「あ、そういえば俺おっさんだった」と、やっと我に返ったのであります。
次回からはブログ名を「【たぴりすと】ぐりの旅リスト♥」に変更して日本中のタピオカを食い散らかそうと思ってたのに・・・※普通にそっちの方が人気出そうで怖い(笑)
とまあ、自分の身の丈にあった事をするというのはとても大切で、それはブログのジャンル選びだけで無く、仕事にも大いに当てはまります。
今回からしばらくは「幸せな仕事選びシリーズ」と称して、適職を選ぶためのコツみたいなのをお届けしたいと思います。
本当ざっくりですがイメージしてるのは
- シリーズ①~③
「これやると失敗する」という仕事選び - シリーズ④~⑥
これを基準にして選べば幸せな仕事に就ける(かも)
ぐらいのペースで、ダラダラやっていこうかなと思ってます。まとめきれなかったらもうちょっと長くなるかも知れませんが、そこはご愛敬で。
さて、シリーズ一回目ですが、前回の「好きな仕事で生きていく」も入るのですが、今回も仕事選びで陥りがちな罠について話していこうと思います。
仕事選びで絶対外せない「給料の高さ」。勿論大切ですが、適職=幸福度の向上と考えたときに、本当にこれは成り立つのでしょうか?それを検証していきたいと思います。
※「にゅーん」ってしたかった・・・(笑)
⓪「幸せな仕事選び」シリーズの定義
なんか今回の記事は物議を醸しだしそうなので、色々と丁寧に説明していかないとですね。どうせ働くならば誰でも給料は高い方が良いに決まっていますし、収入を最優先に仕事を探す人も多いことでしょう。
ただ、今回のシリーズで一貫して認識しておいて欲しいのは
・適職=あなたの幸福が最大化される仕事
なのでどちらかと言えば、就活を控えた学生さんの方が需要が高い記事だと思います。
①お金と幸せの相関性は?
それでは本題に入りましょうか。有り体に言ってしまえば「お金で幸せは買えるの?」という問題です。これについては、前記事の「好きな事で生きていく事は幸せなの?」という問題以上に、沢山のメタ分析が行われており、ほぼ結論は出たと言っても良いくらいに分析されております。
ちなみにメタ分析とは過去に行われた複数の研究データを、さらに精査して大きな結論を出す分析方法です。「分析結果を分析する」と覚えといて下さい。
このメタ分析を使い、フロリダ大学では「お金と仕事の幸福」について、アメリカ、日本、インド、タイ等あらゆる文化圏から集めたデータを出しています。現段階で最も精度の高いデータと言って良いと思います。そして結果は以下のようになりました。
- 給料と仕事の満足度は「r=0.15」の相関係数しかない
rとは二つのデータを表す指標で、この数が1に近いほど関係が強いと見なされ、多くの場面では0.5以上の値を「関係がある」と見なします。
そしてこのデータでいう所の0.15という数値は、統計的に「ほぼ無関係」というレベルになります。日常的な言葉で言い換えれば
②お金を稼ぐエネルギーを他の事に注いだら?
・・・こういう事書くと「そんなの綺麗事だ!」って反論を覚える方も絶対いると思います。ですので、「お金から得られる幸福」と「その他のライフイベントから得られる幸福」のレベルを比べる研究が、過去に何度か行われているようなので、そちらをご紹介します。
年収至上主義の方がもしいたら、まずはこのデータをご覧下さいませ。
-
仲が良いパートナーとの結婚から得られる幸福度の上昇率は、収入アップから得られる幸福より767%も大きい。
- 健康レベルが「普通」よりも「ちょっと調子が良い」に改善したとき、幸福度の上昇率は収入アップから得られる幸福より6531%も大きい。
つまり、頑張ってトップクラスの年収を稼ぎ出しても、良きパートナーとの出会いや、健康の改善による幸福度には遠~く及ばないのです。
お金を稼いで幸せになれないとは言いません。でもそのエネルギーを健康に注げば65倍、人間関係の構築に注げば7.6倍も幸福度は上がる事は念頭に置いておくべきでしょう。
極論を言えば、年収150万円だったとしても、毎日ウォーキングして、筋トレして、適正な体型と健康を維持している人の方が、年収2000万で糖尿病の人より、幸福度は高いのです。
・・・とまあ色々語ったものの、「私も良きパートナーを伴侶にする」という幸福度7.6倍アップのライフイベントを逃してるわけだから、全然偉そうな事は言えないんですよ。まあその辺の事は、後々お金積んでおけば何とかなると思ってますけどね、ぐへへ。※今までの説明全部台無し
ていうか、こんなコメまで読んでくれる方は本当にヒマ勉強熱心なんですね、ありがとうございます。
③収入アップで仕事を選ぶ人が注ぐべきリソース
- お金から得られる幸福感は相対的に決まりやすい
鈴木祐. 科学的な適職 (Kindle の位置No.4). 株式会社クロスメディア・パブリッシング. Kindle 版.
④最後に
という訳で今年最後の記事でございました。デリケートな問題でもあるし、実家でヒマだったので(笑)、結構力入れて書いたつもりです。次回以降はもう少しだけ、「騙されてはいけない職選びの基準」をご紹介した後に、今回軽くご紹介した「仕事の幸福度を決める7つの徳目」を掘り下げていきます。
まあ「家でゴロゴロしながら、タピオカ写真撮ってるおっさんが何か宣ってるな」ぐらいの気持ちで読んで頂けると私も書きやすいので、来年も半分以上読み飛ばすくらいの気持ちでお付き合い願います。いや何なら文章一切読まなくても良いので、広告だけクリックして頂ければ!※幸福度爆下がり中(笑)
今回はここまでと致します。それでは皆さん良いお年を!
※「幸せな仕事選び」シリーズはこちらからどうぞ