ちょっとずつ 一歩ずつ

社会人1~3年目の方や中間管理職の方向けの、「楽しく仕事をする」為のブログです。社会人ならではの人間関係やコミュニケーションの取り方、ストレスの軽減方法等を発信しています

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【社内政治シリーズ②】「この口癖」がある人は努力嫌いの群れたがり?

どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
前回は社内政治シリーズとして、派閥を作りたがる人の心理について掘り下げてみました。結論としては

「正義のヒーローになりたいのだけど、絶対になれない無力感を感じている人が、偽りの敵をでっち上げて信者を作っていくのが派閥の根幹」
というお話をさせてもらいました。
※詳しくはこちらをどうぞ

www.green-gym.net

 

派閥や社内政治については、「綺麗事だけでは会社も社会も回らない」という本や記事も沢山ありますが、これに関しては私は明確にNOと言いたいですね。はっきり言って綺麗事で会社は回ります(社会は知りませんが)。ていうか綺麗事も言えないような会社では、もう先はありません。

「絵に描いた餅を本物の餅に変えてやる!」位の心意気がないと、会社として成り立たない位、本質を求めていくことが必要とされる時代になりましたよね。いや~良い時代になったもんだ!

これからの社会を担っていく若い方々には、しょうもない公園のママ友みたいなやり取りに疲弊するよりも、ひたすら世の為人の為、そして自分の為に必要なスキルを磨いて欲しいです。

 

チェーン店が多数ある、県内ではそこそこの規模の会社で、一番ドロドロのぐっちゃぐちゃの汚れきった世界の爆心地で働いている私が言うので、多分下手な評論家より説得力はあると思いますよ。  

というわけで今回は社内政治シリーズの2回目。「真面目で良い人で出来る人間ほど干されていく」という悲しい仕組みを、ご紹介したいと思います。

普通に考えればこういう人ほど世に出てきて欲しいのですが、悲しい人間の性があるからこそ「憎まれっ子世にはばかる」なんて諺がある訳です。

でも何故そうなってしまうのかという仕組みを知り、その回避方法を学んでいけばアホな派閥なんて恐るるに足りません。

今回は派閥を作りたがる人達の心理をもう少し深掘りした上で、彼等の地雷を理解することに特化しましょう。彼等に巻き込まれない方法は、次回具体的にお話ししたいと思います。

 

正~直今回は少し退屈かも知れませんが、ここを理解しておくと仕事以外でも、それこそ公園のママ友付き合いや、スポ少(スポーツ少年団)の付き合いに疲れ切っている家族の方々にも応用できるので、どうぞ最後までお付き合いください。

 

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①反映過程と比較過程

憎まれっ子が世にはばかっていく原因として、まず我々が理解しておかなければならないのは、

「人は誰でも自分を良く見せたいし、その評価基準は基本は他人との比較だよ」

って事です(これを自己評価維持モデルと言います)。

『本当の敵は自分自身』なんて格好いいこと言っても、結局他人と比較してしまいますものね(笑)。

 

その他人との比較で重要となってくるのが、反映過程比較過程なのです。ちょっと説明してみるとこんな感じですかね

  • 反映過程
    身近な人物の優れた属性や業績の栄光にあやかって、自分の評価まで上がった気持ちに浸れること。自分にとって大して重要でない属性や業績を比べる時に発生しやすい
  • 比較過程
    身近な人物の優れた属性や業績との比較によって、自分の評価が下がってしまう。反対に身近な人物の劣った属性や業績との比較によって、自分の評価を上げることができる。自分にとって重要な意味を持つ属性や業績を比較するときに発生しやすい
 
例えば反映過程で分かりやすいのは、友達や知人がオリンピック代表選手として注目されていたり、ニュースキャスターとして活躍していると、
「自分はあの人と親しいのだ」
と誇らしく思い周囲に吹聴したくなりますよね、アレですアレ。別に今まで全然親しくなかったのに(笑)
なんかしょうもない自己評価ですよね・・・。ちなみにですが、結構有名な吉本芸人が私の同級生なんですよ!!凄くないっすか俺!?※反映過程の見本
 
一方比較過程で例を挙げると、大学時代の同級生が自分と同じ業種に就職しガンガン出世しているとしたら、
「あいつは凄いなあ、それに比べて俺は全然芽が出ない・・・」
と落ち込みますよね。これが比較過程による自己評価の低下です。
 
そしてこの反映過程と比較過程、どちらが発動するのかには明確な基準があります。紫枠内に緑字で書きましたが、自分にとって大きな関わりを持つ領域では比較過程が働き、あまり関わりの無い領域では反映過程が働く訳です。
 
今私がやっている仕事は全然関係ない業種なので、吉本芸人の同級生を誇らしく思えますが(反映過程)、仮に私が芸人を目指していたら、彼の事を妬ましく思ってしまうでしょう(比較過程)。同じジャンルで競い合うライバルな訳ですからね。
 
・・・という事はですよ、これを逆に考えれば自分にとって大きな関わりを持つ領域には、自分より劣った属性の人間を置けば自己評価が上がるという事になりますよね。
つまり派閥をすぐ作る人や巨大な派閥にとって、「仕事ができて良い人」なんて自己嫌悪を誘発する厄介者でしかないのです。これが良い人間が闇に葬られ、憎まれっ子が世にはばかる真の理由なんですね。

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②「ずるい」を多用する人ほど派閥を作りたがる

社内政治に明け暮れて派閥を作りたがる人の特性を、ついでにもう一つ知っておきましょうね。 
基本、彼等は劣等感の塊なので努力する事が大っっ嫌いです。努力嫌いに比較過程が働くと、発憤して頑張ろうとするより、相手を攻撃して引きずり降ろそうとします。
そして彼等は身近な人物に対して、何かにつけて
「ずるいよね」
という言葉を口にするのです。このずるいという感受性は、まさに身近な人物への比較過程(やっかみ)によって生まれるものなのです。
向上心が強く、力をつけるべく努力をするタイプの人は、成果を出す同僚に刺激されて自分も頑張ろうとします。
「ずるい」「自分も負けてはいられない」
と発憤するのですね。
一方努力ができないタイプの人は、相手の目に見えない努力には目を向けずに、
「自分も負けていられない」「ずるい!!!!」
という感情が真っ先に反応してしまうのです。そして上手くいっている人物をこき下ろしてあら探しをして、ケチをつける訳です。
これの怖いところは本人には嫌らしい事をしている自覚がなく、本気で「ずるい」と思ってるところですね。
この辺りは前回紹介した「メサイアコンプレックス」に詳しく書きましたが、
自分は実力不足で努力もできないが、あいつはずるい事ばかりやって、偽りの成果を挙げた悪党なのだあああ」
と都合の悪いところをかき消して、正義のヒーローになりきってしまうのです。
 
だからもしあなたの身近な人に、「ずるい」という言葉を多用する人がいたら気をつけて下さい。あなたが本気で何かに取り組もう、頑張ろう!と思った時に、確実に足を引っ張ってきますよ。しかも寄ってたかって・・・。もうバイオハザードの世界ですな(笑)
そしてあなた自身も気をつけて下さい。「ずるい」という言葉が口癖になってたら、しょうも無い派閥入会者の筆頭リストに上がってる可能性もありますよ。
 
今回の参考文献はこちら
かかわると面倒くさい人

かかわると面倒くさい人

  • 作者:榎本 博明
  • 出版社:日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018年05月14日
 

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③最後に

 という訳で今回の話をまとめると
  • 人は自分の生活に大きく関わる領域に優れた人物がいると、自己評価が下がってしまう。
  • 逆にあまり関係の無い領域に優れた人物がいれば、自己評価は上がる
  • 自己評価維持モデルの為、自分の生活に大きく関わる領域に、劣った人物を置くことで自己評価を保とうとする集団ができてしまう(派閥)
  • 彼等の口癖は「ずるい」。これに尽きる
という話でした。
まあ見方によっては、こういう人達は実はとても愛情が深いと言えるのかも知れませんね。とにかくず~っと横一線でいたいんですよ。凄く気立てが良くて仕事もできる人を陰口で追い込んでしまうのも実は・・・
「いや~実は追い詰められた◯◯さんの顔も好きというか・・・俺の陰口に追い詰められて表情を失っている◯◯さんを見ていると体がほかほかしてくるというか・・・」※ちょっと照れて頭をかきながら話してる姿をイメージして下さい(笑)
 
みたいな気持ちなのかもしれませんし、そういう人達って引きずり降ろす対象者を常に監視しているので、もしその人物が田中って名前だったら、繁華街で酔っ払いに絡まれた時に「田中ァーーー!!」と叫んでみて下さい。物陰から飛び出してくるかも知れませんよ。もはや聖杯戦争のサーヴァントだな・・・。
 
派閥を作って努力を怠っている人を全否定する気はありません。意外と面倒見が良かったりしますしね。でも本気で自分の人生を充実させたいと思ったら、やはり私は意味の無い派閥には入るべきでは無いと思います。次回はそういう集団から一歩距離を置きつつも、組織内での信頼を盤石にする具体的な方法をお伝えします。どうぞお楽しみに。

それでは今回はここまでです。最後まで読んで頂きありがとうございます。