どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
今日はちょっと私の所属する人事部の紹介から入ります。前回に引き続き情報入手を優先する方は、①番からお読み下さいませ~
⓪最近の人事部
人事部の濃い面々
私-クセ強
A氏-クセ最強
B子-クセ日本一
C子-A氏の肝入りで配属したA氏の式神
B子とC子は以前研修でいざこざがあって、強烈に仲が悪いのですが、A氏が社長(義兄)におねだりすれば通らない事なんてこの会社には存在しないので、あっという間にC子は人事部に入閣となりました。去年までB子は「C子が来るならやめる!」とさんざん言ってましたが、どうにかこうにか奇跡的に今もいる訳です。
・・・で、取りあえずは今は小康状態ではあるのですが、先日C子が「話がしたい」との事で面談をしたのですが・・・
紹介記事改めます
C子-クセ範馬勇次郎
人事部全員くせ者だらけでした(笑)。
※こんな人です
出典:https://fknews-2ch.net/archives/24536495.html
ある程度噂は店舗から聞いてはいたのですが、ま~あ毒舌が半端ない。出るわ出るわB子へのヘイトのオンパレード!式神の主である筈のA氏に対しても
A氏が式神だと思ってたC子さんは呪符だったようです※正直ちょっとざまあみろです(笑)
彼女のなりふり構わない猛毒は留まる所を知らず、ついに私にも・・・
「じゃあ、ぐりさんは私が人事のガンだと思ってるんですか?」
「そんな事は思ってないよ」
「じゃあぐりさんが人事のガンなんですね」
ってな感じ。こういう時部下を持ってる方だったらどうします?
- 大声でキレてマウントを取る
- 「それは具体的にどういう事かな?」と建設的に持って行く
- 思考停止で固まる
- 「初めてですよ・・・ここまで私をコケにしたおバカさんは・・・」
ぐらいですかね。甘い!甘いです!!私はビシッと言ってやりましたよ!!
「うへへ~ばれちゃったか~(ヘラヘラ)」※マジです(笑)
まあ言ってることは、矛盾だらけだし、結局仕事が思うようにできなくて不安なだけなんですよ。でも思惑がどうあれ、追い詰めてるのは上司の責任ですから。
相当面食らってましたね。結局最後には
「ぐりさんの仮面を剥いでやろうと思ってたんですが、あきらめました」
との事。諦めてもらって何より、私の仮面は53万ありますから・・・※さっきから謎のフリーザ推し(笑)
つまる所、そこまで言わせてしまっている原因を何とかしないとね。言葉尻捉えてマウント取っても仕方ありませんから。
まあ、まっだまだ平和が訪れるのは遠い人事部でありました。
それはそうとマジでこんなくせ者ばっか人事に集めて、大丈夫なのかうちの会社?これ競馬だったら、パドックで乱闘おっぱじめるようなクセ馬だらけって事だからね(笑)
①何故他人を批判せずにいられないのか
本題に入る前に、C子さんについてもう少し詳しく書くと、本来メチャメチャポジティブで快活な子なんですよ。ただA氏の式神(仮)だけあって、ま~あ至る所で歪んだ情報を与えられてるんだなというのは、今回の面談でヒシヒシと伝わってきました。そして一番なにより驚くのは
「こんな快活な子が、こんなに人に対して批判的な目で見てんだ」
って事です。
私の会社はチームA氏という一大勢力があり彼等の口癖は「今こそ改革を(笑)」なんですが、経験上「改革」「ポジティブ」「目標」とか高らかにいう人ほど、多くの時間を他人の批判に使ってる気がします。
人の陰口を叩くことで「シャーデンフロイデ(人の不幸は蜜の味)」と呼ばれる状態になり、大量のドーパミンが発生するので、ある意味それは本能なのですが、やっぱりどう考えても他人の悪口で時間とエネルギーを浪費するのは、人生の無駄すぎる。
今回は「何故人の批判をやめられないのか」という原因を掘り下げてみたいと思います。
陰口は快楽を得るための行為でもあるので、完全に断つ事は逆に不健康かも知れません。でも自分の心まで焼き尽くすくらいの他人の批判に、プラスの要素なんて一つも無いので、どこかでブレーキをかける手段は知っておきましょうね。
②無駄に「判断」してません?
今回も見出しで結論を言うスタンスなのですが、もし他人の批判が不安を払拭する為の代替行為だとするならば、それは「判断しすぎる心」が原因なのです。
判断とはこの仕事に意味があるとかないとか、人生は生きている値打ちがあるとかないとか、あいつと私はどっちが優れている、劣っているとか、「決めつけ」「思い込み」の事です。
「どうせ俺なんて」という自虐も判断、「失敗した、最悪、ついてない」という落胆、失望も判断。特に多いのは「自分は絶対に正しい」という思い込みからくる、自己主張の強すぎる人。これら原因は全~部「判断」によって自らの行動を制限してしまっているからなのです。
完全に判断を断つなんて事は無理なのかもしれませんが、現代社会は間違いなく判断しすぎているというのは、分かると思います。
③何故判断をしすぎるのか
正直完全に「判断」から抜け出すなんて、個人的には不可能だと思います。それって最早世捨て人ですからね(笑)。でも何でもかんでも判断しすぎの人達は、何故暇さえあれば
「あいつは間違ってる、改革だ~ウキーッ!!」
って判断しすぎるのでしょう?
一つは判断すること自体が気持ち良いからでしょうね。特に正しい・間違ってるという判断は、それだけで「わかった気」になれます。結論が出せた気がして安心できるのですよ。
野性時代の「ここにエサがある」「あそこは敵が多い」等々の状況判断の名残(本能)とも言われています。シャーデンフロイデの根本はここなのかもしれませんね。
もう一つの理由は判断することで認められた気分になれる事でしょう。例えば誰かとケンカした後に
「あいつのここが間違っている」
みたいな事、一生懸命電話かけまくる人いますよね?※私見では男性の方がずっと多い気がします(笑)
それって結局「それはおかしいよね、あなたは間違っていない」って第三者のお墨付きが欲しいだけなんですよね。「やっぱり俺が正しかったんだ、良かった~」っていう承認欲求が。
・・・ていうか、本当今の世の男共(特に階級が高い人ほど)って、中身は女子だよな(笑)。これ私の身近な男達がモデルですからね。
シンプルにまとめると
- 陰口、悪口=判断してしまう心
- 判断がやめられない理由=純粋に気持ちいいから(狩猟採集時代の名残)、認められた気分になるから
という事ですね。
④判断から脱却する為に
もし判断して人を妄想の世界で捌くことが気持ちよくてやめられない人は、一生やってれば良いと思います。もしそこに虚しさを感じているのであれば、以下の方法が良い思います。
④-1.判断に気付きクッション言葉を使う
一つ目はシンプルに判断に気付く事です。「今日はついてない」「失敗したかも」という思いがよぎったら「あっ、判断しちゃった」と気付くのです。特に誰かの事が好きか嫌いか、いい人か悪い人かという品定めしている自分に気付いたら、こう言いましょう。
「まあ判断に過ぎないんだけどね」
たぶん会話の流れ上、人物評は避けられないことの方が多いと思います。それを一切やめろとは言いません。でも判断のなれの果ては自分の承認欲求を満たすためだけの愚かな行為だと分かっていれば、行き過ぎた人の品定めにクッション言葉を入れる事でブレーキがかけられます。
そこからさりげなく、相手の家族の話とかユーモアのある話に切り替えて行くのが吉でしょう。
④-2.相手はいつでも変化している
もう一つの方法は難しいかもしれませんが、過去に反応しない事です。
特に怒りの感情がそうなのですが、怒りの根本は過去を思い出して「記憶」に反応して、新しい怒りを生んでいる。
つまり怒りの根本は記憶であり、実は相手は関係がないのです。
だから怒りの対象人物に会ったら、「相手は常に前とは別人になってる」と思うのが良いと思います。
人の細胞は体の部位によりますが、血液ならば概ね3ヶ月、脳なら4ヶ月で40%、一年で全ての脳細胞が入れ替わるそうです。
つまり一年経ったら人は完全な別人なのに、記憶というやっかいなモノが
「俺はこういう人間だ」
「あいつはああいう人間だ」
と縛り付けているのです。
人間の細胞はそんな事全く考えずに、絶えず新しい自分を供給してくれるのに勿体ないですよね。それは他人も同じ事。細胞レベルでは常にバージョンアップ(ダウンしてる人もいますが)しているのです。
だからたとえ昨日大げんかした人がいても、翌日のその人は細胞の数%は入れ替わってます。
「もう数%は、目の前にいるこいつに罪はないよな」
と思えれば、人生結構楽ですよね。
今回の参考文献はこちら
⑤最後に
という事で、人を批判せずにいられない原因と、その軽減方法をお伝えしました。まあ私も人の批判はそこそこにして、判断してる自分を戒めていかないとね。
それが部内全体に伝播すれば、魑魅魍魎でくせ者だらけの人事部も、毛並みが良くなって鼻も潤いを取り戻すでしょうからね※もはや動物扱い(笑)
判断している自分に気付いたら、それ以上何もしなくていいのです。気付けただけでも怒りとか不安とかスーッと収まりますので、是非お試し下さい。
それでは今回はここまでです。最後まで読んで頂きありがとうございます。