どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
ついに出ましたね緊急事態宣言。私の実家は思いっきり対象地域なので、不安で仕方ないですが、帰ろうにも帰れないという、何とも困った状況ではあります。
まあ実家の家族とは毎日連絡取っているので、元気だとは思うんだけどね。こういう時は、各々ができる最善を尽くすしかないよね。
⓪-1.最近の漫画に思う事
まあ、こんな状況になる前から漫画ばっかり読んでるんですが、特に最近はドライブとかも行ってられない状況ですからね。普段以上に漫画とアニメ鑑賞が捗る訳です。
そこで最近ふと思ったのですが、最近の漫画・・・女子高生が主人公なの多すぎね?
女子高生ばっかりで麻雀やってみたり、女子高生がラーメンひたすら食ってたり、女子高生がひたすら「かるた」やってたり、挙句の果ては女子高生が45歳の独身男をめっちゃ好きになってたり・・・こういう
こういう漫画の愛読者をバカにしてるような輩に一言もの申したい!
トレッッッッビアンンンンヌ!!!
そうそうそうそう、そうなんです!よ~く分かってるね(笑)。「女子高生が主人公」最高じゃないですか!新しいごちそうは人の幸福にとって、星の発見以上のものなのです。※キモいを超えていっそ清々しいでしょ(笑)
※一応上記で挙げた漫画のリンク貼っときます。
⓪-2.今回のテーマ
まあこういう素敵な妄想ならガンガンやるべきなのですが(やるべきではありません)、よくない妄想は極力するべきではありません。なんか世界中でDVとか急増してるみたいだし・・・。暫くは「狭いコミュニティでの良好な関係構築」に関する情報を、できるだけ多く発信していきたいと思います。
ということで、今回はタイトルにもあるとおり、「意見が対立した時の考え方」です。意見が対立した時って、「これが正解」って答は基本的にないですよね。ようはお互いの自我を、どこまで通してどこまで譲るかという線引きの問題です。
こういうのって、基本的には態度次第というかお互いの感情のゆらぎが、合意形成を左右することが殆どですよね。特に今回のようなビジネスの話ではなく、狭いコミュニティ(夫婦や家族等)では。
- 相手の話をいかに「正しく理解」するか
- 自分の感情をどうコントロールするか
これが意のままにできるようになれば、それだけで問題は8割方解決したようなものです。あとは、「自分の考えや気持ちをいかに伝えるか」という部分はあるのですが、それはまた次回お話したいと思います。
この記事でほんの少しでも、余計な揉め事が減って、みんな女子高生メインの漫画を読みふける家庭が増えればいいなあ・・・みんなそろって我々の世界に来ればいいと思うよ。※オタク特有のデカい一人称(笑)
※狭いコミュニティでのメンタルコントロールにおすすめの記事です。
①そもそも「正しい理解」とは?
それでは本題に入りたいと思います。
前項で「相手の話をいかに正しく理解するか」を問題定義しましたが、そもそも正しい理解とはなんなのでしょう?
これは参考文献いわく、
ことを意味するそうです。正しい理解に怒りも喜びも何にもありません。動揺もなく、何の主義主張もなく、ただじっと見つめているだけです。
そういう徹底したクリアな心で自分を、相手を、世界を理解することを『正しい理解』というのだそうです。
「・・・うーん、イマイチ分からん」
という方は、見出し「④最後に」まで飛んでもらった方が、わかりやすいかもしれないですね。
②「これ」に囚われると正しい理解ができない
続きまして「相手の話をいかに正しく理解するか」という部分に踏み込んでいきます。これは「正しく理解する方法」より、「正しく理解できない原因」を考えたほうが、頭にスッと入るかもしれません。
自分の気持ちや、相手の気持ちを正しくできない時って、十中八九ある感情を持ってる状態なんですけど、これって何を持ってる時かわかります?
正解は執着です。これを捨てられないと、様々な自分の妄想にがんじがらめになってしまいます。人の意見を受け入れられない、自分の気持ちを素直に認められない時は、例外なく執着に因われている状態です。
苦しいですよね執着に因われてると・・・、誰かと言い争いをしてる時の事を思い出してください。大抵の場合、以下の3つの執着のどれかに因われて、苦しんでるのではないでしょうか。
- 「叶わなかった過去の願い」が苦しみを生んでいる
- 「失敗した」(こんなはずではない)という判断が、苦しみを生んでいる
- 「相手はこうでなければ」という期待・要求が、苦しみを生んでいる
これらの執着を手放さないと、自分も相手もいつまでも苦しいままなのです。
③執着を手放せる良いトレーニング方法
とはいえですよ、そう簡単に執着なんて手放せませんよね。許せない人はいつまで立っても許せないし、人からバカにされればもっとひどい言葉をぶつけたくなります。
言われ放題が良いというわけではありませんが、もっと強い言葉や態度でマウントを取るのは、下策中の下策。それはいつか必ず暴力というマウント合戦になるし、それがエスカレートすれば・・・、考えなくてもわかりますよね。
そこでおすすめしたいのが、
心の前半分を相手の理解に、後ろ半分を自分の感覚に使う
という方法です。手順としてはこんな感じですね。
- まずは心を、前と後ろに分けてみる。目を閉じて「前を向く心」と「心の内側(奥・後ろ側)を見る心」をイメージしてみます。
- 前を見る心は、そのまま相手を見ることに使います。反応はせず、「ただ理解する」という立場に立ってみましょう。
そして相手の言うことがわかるなら「わかります」わからなければ「今はわからない」と理解するのです。
もしかしたらそのわからなさは、自分自身が「理解を拒んでいる」ことにあるのかもしれません。
「自分が正しい」という思い、「こうしてほしい」という相手への期待・要求等々があるのでしょうね。でもそういう相手にこそ、クールな前提に立って「言うことはわかります」「どうしたいのでしょうか(何を求めているのでしょうか)」という客観的な状態に立ってみましょう。 - そして後ろ側(奥)にある心では、自分の反応(感覚)を見ます。怒りを感じているか、過去を振り返っていないか、緊張や相手への疑い・妄想が湧いていないか・・・。
それは手の汗ばみや、鼓動の高鳴り、心拍数の上昇など、自分の体の感覚に集中すれば、手にとるように状態もわかるし、それと連動した「自分の心」も客観的に理解できるようになる筈です。
ちょ~っと説明が長いですが、煎じ詰めれば手順はわずか3ステップです。特に3番めは重要ですよ。わずかでも後ろ半分の「気付きの心」がぐらついてしまえば、「相手への執着」に、心が一気に流されてしまいます。
そうなってしまえば、怒り、緊張、怯え、恐怖、疑念、妄想、悲しみといった煩悩の波に飲まれてしまうのです。
だからこそ不快な感情がわかないように、心の前半分は「相手の言葉をあるがままに理解する」ことに集中させて、後ろ半分は「それを聞いた自分の体の感覚」に集中させてみましょう。
これ、特に苦手な人や、意見が対立した相手に使うと、驚くほど冷静な自分でいられますよ。私もA氏や社長と会話する時に、よく使ってます。
※今回の参考文献はこちら
④最後に
という訳で、近しい人と意見が対立した時の自己コントロール法について、お話しました。
最後になりますが、見出し①で話した「正しい理解の真髄」とも言える一節が、とある漫画に載っているのでご紹介します。私の死ぬほど好きな福本先生の漫画です!
福本伸行(kindleの位置:No116-120) 賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 6 Kindle版
小さくて見えない方は、画像をクリックすれば、幾分でかくなると思います。
ど~うしてもこの件を載せたくて、キンドルで買っちゃいましたよ。しかも買う巻を2回間違えて(笑)。ブログの収益なんて皆無に等しいのに、我ながらドMだな・・・。超簡単にあらすじを言うと、誘拐されて行方不明のおじいちゃんと息子との思い出話です※ホント簡単だな
良かったら読んでみて下さいね。
この漫画の神様の行動こそが、まさしく「正しい理解」なのだと思います。ハラハラドキドキしながら、どんな愚かな行動や思考も、ただただ黙って見つめている。余計な介入は一切することなく・・・
この漫画の神様が『自分の脳』、そして愚かな方向に走り回っている人間が『自分の感情』だとしたら、めちゃくちゃしっくりきませんか?
って気持ちになるんじゃないですか?
心が怒りや不安に焼き尽くされそうな時は、この恥ずかしがり屋の神様の顔を思い出して、「神様がみてるからな・・・」と、ちょっとだけ自分の感情とか衝動にブレーキをかけてみて下さい。今の状況が苦しくともきっと乗り越えられますよ。
それでは今回はここまでです。またお会いしましょう、ぐりでした。
※ドMの私を哀れんでくれる人、もしくは「面白そう」思った方はご一読を