どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
私の店舗での最近の仕事ですが、もっぱら面談ばっかりやってます。だってパチンコの営業なんて殆ど忘れてしまってるんですもの(笑)
⓪-1.誰でもいろいろ悩んでる
まあなんというか、面談と言ってもどちらかと言ったら私自身の自己開示的な時間です。大して距離感も詰まってないのに
「なんでも話して」
「相談に乗るよ」
みたいなの、暑苦しいもんね(笑)。
あとはやっぱりパチンコ店の営業から5年も離れていると、完全に浦島太郎なので、無理して仕事覚えていくより、今一番足りないところを補った方が、結果が出やすいかなーと思ってね。
営業に関しては元営業部長(現店長)というエキスパートがいるので、店長の構想をスタッフがモチベーション上げ上げで動いてくれれば、たぶん相当無茶な年度計画なんだけど、達成できるんじゃないかな。
という訳で、しょうもない雑談しながら、最終的に「色々新しい取り組み始めてるけど、まあ頑張ろうよ」みたいな方向に持っていく面談をしてるわけです。その中でこんな悩みを持ち込んできた役職の人がおりました・・・
「僕・・女性とまともに話できないんですよ
なんか下手に踏み込むとすぐパワハラとかセクハラとか言われちゃうし・・」
おおう・・・本当に正直に悩みをぶちまけてくれたのは嬉しいけど、なんで役職になっちゃったの。しかも五十路が着々と迫ってきている既婚歴なしの独男に、そんな悩みを持ってくんなよ(笑)。
普段明るく振る舞ってる子で、男とか女とか気にしてなさそうだったんだけど。聞いてみないとわからないものですね。
まあ俺にアドバイスできるとしたら「バルクオムシャンプー使ってみれば?」くらいなんですが※You Tube広告に出てくるヤツ。てかあんな広告出てくるの俺だけ?(笑)
私はしがない中年独身男ですが、 前世の呪いなのか(笑)仕事に関しては女性と仕事をする方が圧倒的に多いです。なんて話したかは・・・後ほど話しますね。
⓪-2.今日のテーマ
さて、それでは今日のテーマです。今日は「具体⇔抽象」の最終回。具体と抽象を活用すれば、色々な問題を掘り下げて本質に迫った解答にたどり着くことができます。先程の役職の子の解答も(いや合ってるかわからないけど)、事例として上げてみたので、ぜひご参照下さい!
ちなみに具体と抽象とは何かと言いますと・・・
というお話を前回、前々回でさせて頂いたので、詳しいことを知りたい方は過去記事をどうぞ。
①活用例1-持ち家が良いのか賃貸が良いのか?
では具体⇔抽象を活かした、問題の掘り下げの例題を挙げてみましょう。
見出しの通り、「持ち家と賃貸どっちが得なの?」って話は昔っからありますよね。これについて、抽象度を上げたり具体性を上げたりすればどうなるのか考えてみましょう。
これは具体のみの発想になると、「住む場所だけの話」になってしまいますが、抽象化と具体化を行き来しながら発想できる人は「これと同じような構図の話が、ほかにも沢山ある」と考えるようになります。
持ち家も賃貸物件も、もちろん具体的に目に見えるレベルの話ならば、建物の話であり部屋の話なのですが、この議論を「何かを購入して所有するのか、購入せずに都度払いにするのか?」という議論に抽象化したとすればどうでしょう。
これは例えるなら、「ソフトウェアをパッケージで買うのか、(近年増加している)月額払いのサブスクリプションで利用するのか」とほぼ同じ構図である事が分りますね。
そう考えると、所有することでは得られないサブスクリプションならではの特徴としては、
・最新機能がすぐ使える
・メンテナンスの手間がかからない
・セキュリティー対策が必要ない
などの利点が挙げられるし、パッケージ買いであれば
・ランニングコストがかからない
・中古売買ができる
などの利点がありますね。
あれ?これってゲームのダウンロード派とパッケージ買い派と、まったく同じ理屈ですね。そう考えると一見サブスクリプションの方が合理的に見えるけど、パッケージ派が根強くいる理由が見えてきますよ。
それはゲームを棚に並べて飾ることができるということ。
要するにパッケージ版には、“物”として所有する喜びがあるということです。
日本人はコレクター気質が強いのか、昔から形あるものを好む傾向が強いといわれていますからね。
ではここで、「持ち家か賃貸か」問題に話を戻してみましょう。
一先ずの結論としては
・合理主義の人なら賃貸
と導けるのではないでしょうか。
②果たしてアドバイスになったのだろうか・・・
こんな感じで具体と抽象を上手に行き来できると、表面的でなく、かといって机上の空論でもない割と実践的で本質に触れた結論にたどり着きます。是非参考にして下さい。
そして見出し⓪-1.番で相談された役職の方への返答だったんですが、私からはこう伝えました。
「男とか女とかで考えるからややこしくなるんじゃない?同じ人間でしょ?」
これが具体と抽象を上手く行き来してるかは分からないんですが、以前尊敬する先輩から言われた言葉で、今でも自分の中で金言となっています。
本当に大事にしたい人なら、セクハラとかパワハラとか小さい小さい。
赤太字の目的を見失って「嫌われたくない」とか「認められたい」とか変な欲が先走っちゃえば、おかしな発言するか、ビビって何も言えなくなっちゃうよね。
自分の愛娘とか大切なペットだったら、声かけのタイミングとか「こんな事言って嫌な想いをさせないかな」「今、注意しなければいつか苦労するな」とか、めっちゃ考えると思うんですよね。
考え抜いた上で思いやった上で、その人に言葉を伝えたのなら後はもういいじゃん。そこから先は自分でコントロールできないんだから。
相手の反応なんてどうにも出来ないことを気にするのをやめて、今この瞬間本当に自分に一片の悔いも無い(なんかラオウみたいだな)、声かけをすることに集中した方が、絶対上手くいくよ。
みたいな話をしたと思います。それが彼の中でどこまで腹落ちしたか分かりませんが、それこそ「それは俺にはコントロールできない部分」だから良いのです!
ついでにバルクオムシャンプーの話もしたんだけどね(笑)
※今回の参考文献はこちら
③最後に
という訳で「具体⇔抽象」の話はこれでおしまい。
この参考文献、他にも実践的な問題提議実例集があるので、よかったら買ってみて下さい。
まあ、色々ここで語っているものの、私自身も5年間パチンコから離れていたブランクのデカさを痛感しています。
仕事は中々覚えられないし、何より変則シフトなので夜の再出勤に起きられない。凹むことばかりです。上司の役に立ててないな~っていうのがきついよね。
でも落ち込んでるアピールとか、死ぬほどかっこ悪いから、今できるベストをつくすしかないよね。ちりぢりに散った旧人事部も新しいステージで頑張ってるみたいだから。
最後に上司の業績に貢献して気持ちよく独立できるように踏ん張りますよ。
ではまたお会いしましょう、ぐりでした。