どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
1月1日からフリーランス生活を始めて早2ヶ月ちょっとが経過した訳ですが、⓪番では最近の心境をお話しようかなと思ってます。
⓪.最近の心境
さて、見方を変えれば中年ニート(笑)な私の今の心境を、見栄とか体裁とか本当に一切入れず率直にお伝えすると・・・
めっちゃ幸せ(*´д`*)ハァハァ
↑幸せじゃなくて欲情してるんよ(笑)
もうね、ほんっとマジで最高!としか言いようがない。自分でもここまでの幸福感を得られるとは全然思ってなかったですもん。
これを例えるならですね。例えば大昔、フグの中毒死が多数出てる頃の時代としましょうか…
そうだ、吐き出させないように、ポン酢もかけてやれ!ワッハッハ!!」
…って世界で初めてふぐの白子を食べた人って、こんな感じだったと思うんですよ。そんな心境です!!わかるでしょ?※たとえ下手くそか!www
ここまで幸福感を感じられるのは
- 時間を全て自分の為に使える(他人に時間を奪われない)
- 嫌な人達の嫌な陰口、悪口を聞かないですむ
っていうのがあって、その時点で十分幸せだったんですよ。でもそれに加えて
- (しばらくは)自分で全部計画した生活モデルで生きていける
ってある時期で確信できたんですよ。これが何より嬉しくて、何より強い達成感を得られた!
世間様からしたら「パチンコかよ」って話なんでしょうけど、本人は超絶大真面目に時給計算から毎月支払う税金計算、パチンコ店が釘をいきなり締めてくるリスク、ツキの偏りによるリスク。
また、太陽光発電の売電収入や消費税還付申請、災害リスクetcetc…を考え抜いて会社を辞めた訳です。
不確定要素満載だけど、少なくとも現段階では本心から「フリーに転向して正解だった」と思える状況になっているので、一世一代の大博打に勝てた達成感が本当に嬉しいのです。
仮に急激な政府の方針転換でパチンコが全面撤廃になったとしても、「経験」という貴重な財産が得られたんだから、結局どっちに転んでも「正解だった」って私はぬかしてそうですけどね(笑)。
①.前回のおさらい
…さて「経験」という単語が出てきたところで、やっと本題に繋げられそうです(ホント前フリ下手だな)。
前回「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」という著作を元にこんなお話をしました。
- 人生で一番大切な仕事は思い出づくり(どれだけ体験経験を積んだか)
- 生きている内に金を全部使い切る。ゼロで死ぬ事がもっとも効率の良い生き方
- 仕事大好き人間も、金を使わないのは「経験を放棄している」事なので、結果として大好きな仕事の引き出しを狭めてしまう。どんな手段で得たものであれ、金は生きた使い方をすべきだ。
- 「いつ死ぬか分からないから金は使えない」←一番長生きした場合を想定して資産を切り崩すタイミングを考えれば良い。
- 「子供にお金を残したい」←死んでからではなく、今すぐお金を上げれば良い。残った金で資産運用するべきだ。
う~ん、今までの資産運用の常識を覆すロックな生き方ですよね。アメリカの本ですが「金は墓場まで持っていけない」ってことわざ、あっちにもあるのかな。
後編となる今回は作者がなぜDIE WITH ZERO理論を推奨するのかを、老後の資産運用の実態を説明しつつ、具体的にどうやって実行するのかをお話します。そして最後に私自身がこれを読んでどう感じたかをお伝えしますので、最後までお付き合い下さいませ。
②.「老後の為に貯蓄しよう」説は正しいのか?
今も昔もフィナンシャルプランナーから政府まで口を揃えて「老後の為に貯蓄しましょう」って言いますよね。一時期「老後は年金以外に2000万必要」なんて金融庁が発表して、結構問題になりましたよね。
今から示すデータはあくまでアメリカのものではありますが、こんなデータが出ているらしいですよ…
- 資産額が多い人(退職前に5400万円以上)は、20年後に死亡するまでに88%以上の資産を残して亡くなっている。
- 資産額が少ない人(退職前に2000万円未満)の人々も死亡するまでに75%以上の資産を残している。
- 全退職者の3分の1がなんと退職後にむしろ資産を増やしている。
- 年金受給者の場合は、退職後の18年間で使った資産はわずか4%。
このデータで「資産が少ない人=2000万円未満」っていうのがめっちゃ引っかかるけど、資産だからね。不動産、車、もろもろ含めてって事ですよ。※いやそれでも感覚おかしくね?(笑)
まあ細かい話はさておき、少なくともアメリカでは「老後に備えて貯蓄しましょう」という呼び掛けは、少々過剰であるというのは間違いなさそうです。
③.ゼロで死ぬ理論の最適な資産運用計画
さてそれでは、どうやって作者は蓄えたお金を余す所なく「思い出づくり」に投資して大往生できると考えているのでしょう。
様々な説明が丁寧になされているのですが、ここではシンプルに結論だけお伝えします。
「なぜこれが最適なのか?」を知りたくて夜も寝られないおばあちゃん、おじいちゃん!是非「本日の参考文献」をクリックして本を買って下さいませ。ぐへへへへへ。
おばあちゃん「は?ふざけんなし、はなせし、マジありえないんですけど」←若いなおばあちゃん(笑)※そもそもこの言い回し若いの?(40代終盤男性より)
運用方法は2つあります
③-1.45歳~60歳の時期が資産のピークとなるように運用。それ以降は資産の取り崩しを始める。
ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール (Kindle の位置No.2247). ダイヤモンド社. Kindle 版.
本のグラフを引用するのが一番わかり易いと思います。普通の資産運用は生きてる限り延々と増やしていくことを推奨されますが、作者の推奨するのが濃い線で書いてある山形のグラフです。
老後の生活費や、お金を最大限活用できる年齢(加齢と共にお金の利用価値は落ちていく。90歳で100万円使ってスカイダイビングとかできないでしょ)を加味すると45~60歳を資産のピークに持っていき、それ以降は資産を増やすのでなく、金を経験に変える作業を行うべきだと説いています。
③-2.老後に必要な金を計算する「魔法の方程式」
①番でお伝えしたように、多くの高齢者が持っている資産の75%以上を残して亡くなっています。正直ゼロにする必要はないかもしれないけど、使い切れない金が7割以上っていうのはちょっと勿体ないですよね。
そこで作者は今までの常識を変える老後の資産運用の計算式を提唱しています。
死ぬまでに必要な金=(1年間の生活費)×(人生の残り年数)×0.7
人生の残り年数は、想定しうる限りの最も長い年数を入れてくださいね。この「0.7」ってなんなのかって言うと、現代の高齢者の多くが退職金や不動産等の資産を投資に活用しているのだそうです。その利息の数字ですね。
高齢者の殆どがインデックスファンドっていう、長期運用をプロに任せる投資をするので大体年に3%前後の複利が入ってくるそうです。
詳しい式はわからんけど、複利の力ってやっぱりすごいらしい。それを加味すると実際の生活費の7割の資産で十分生活できるのだとか。この浮いた3割をご夫婦の「思い出づくり」に使えるのなら最高ですよね。
④.最後に
という訳で前後編に分けて「死ぬまでに金を全部使い切る」という生き方について、お話させて頂きました。
私はこの本のタイトルからして十分格好良かったのですが、内容もカッコいい人間の生き様ですよね。素直にこういう死に方に憧れました。
そして、この本を読んで私が「DIE WITH ZERO」計画を今から実行するかどうかという話ですが………
実行しません(笑)
おいいいいいいいい!!今までの説明は何だったんだ!!って話になりますよね。まあちょっとだけ聞いて下さい。あくまで「今はまだ実行しない」って話です。
この作者、実はめっちゃ大富豪で、45歳の誕生日に過去の友人を全員カリブ海の島に呼んで1週間延々と誕生日パーティーとかしてるんですよ。
この作者からしたら「お金を増やす」なんて行為はもう十二分に味わい尽くした過去の経験なのです。
一方私ぐりは、ようやく食いつないでいけそうな展望が立った程度で、DIE WITH ZEROどころかLIVE WITH ZERO(ゼロで生き永らえる)なんだっつーの!!(涙)
つまり私からしたらお金を稼ぐ事自体、貴重~な「経験」「思い出づくり」なのです。実際楽しいですよ、100%自力で資産運用してお金を増やしていくのは!
シンプルに「ブログとパチンコとプログラミングの勉強頑張って、いつか家買ってやる!」って思ってるとテンション上がって、仕事がんばれますもん。
だから今は溢れ出る物欲に身を任せて、死んでしまう1秒前まで稼ぎまくってやろうと思います※今までの話台無しだな(笑)
本気で頑張ってれば、「稼ぐ」というモチベーションからもう一つ上の次元にきっといけるのでしょう。その時でしょうねDIE WITH ZEROを考えるのは。
みなさんも生き方はそれぞれあると思いますが、この作者が言う通り「思い出づくり」が人生で一番大切な仕事というのは間違いないと思います。思い出は人それぞれなので、悔いのない思い出や経験を積み重ねてくださいね。
ではまたお会いしましょう、ぐりでした!