どうも皆さんこんにちは、ぐりです。
ところで皆さんは、人間関係において最強の立ち位置ってなんだと思います?
人間関係最強の立ち位置それは…
うるさいけどおもんないヤツ
古くはサザエさんに登場する花沢さん、ドラゴンボールのヤジロベー、最近のアニメなら陰キャな主人公にまとわりつく
「〇〇ー(主人公)、お前は暗いんだからもっと積極的に女の子に声かけてけよー!」
みたいな事言う、所謂テンション空回り系男子(女子)ですね。
これが最強なんじゃない?と、私は思うわけです。
まあ陰キャ主人公がモテまくる美少女ハーレムアニメに幻想を抱いてる、中学生男子に一言いうとすれば、「そもそもそんな陽キャはお前の友達にならんww」。
あとお母さんいつも言ってるでしょ?いくらあんたがかわいい女の子が好きでも、かわいい女の子はあんたの事を好きになってはくれないのよ⇚なんでそんなに厳しいん?ww
そんな話はともかく、やたらノリがよくておもんないヤツっていうのは、貴重なムードメーカーじゃないですか。そういう奴ってそもそもコミュニティでの位置づけとかに、全く興味関心がないから余裕で空回りできるんですよ。だからこそ人から愛されるわけなのです。
まあ「遠くで見てるには面白い」くらいの位置づけですが(笑)
私はこういうテンション空回り人間になりたい!
もうちょっと重く言うと「苦しみを上手く受け流せる人間になりたい」!⇚おっっっも(重)‼
別に今苦しいわけでもなんでもないのですが、最近読んだ本で凄く面白い苦しみへのアプローチ方法が書いたあったので、それを紹介していこうかなというのが今回の記事です。書き方一歩間違えると「スピリチュアル電波野郎系」になりかねない内容なので、気をつけて書いていきまーす。
※今回の参考文献
鈴木祐 クロスメディア・パブリッシング 2021年07月16日頃 売り上げランキング :
|
- ①.苦しみの原因は「二の矢が刺さるから」
- ②.苦しみからの究極の脱出「自己を捨てる」
- ③.自己が持っている7つの機能
- ④.どうしても納得できなかった「聖人=無抵抗」みたいに考え方に終止符を打てるかも(最後に)
①.苦しみの原因は「二の矢が刺さるから」
ハイ出ましたー。いきなりスピリチュアル全開頂きましたーww…と思うなかれ。これは実はすごく斬新な考え方で、もしかしたら苦しい人間関係から脱却する新技術なのかもしれないのです。
ちなみに今の所ぶっちぎりの第1位は「そこから逃げる」だけどね。マジでこれ最強。
かつて悟りを開いたというゴータマ・ブッダは弟子たちにこう言いました。
「心が動じない人とそうでない人の違い、それは二の矢が刺さるか否かだ」
生き物が生き抜く過程では”一の矢”(天候不順による飢え、予期せぬ病気等々ランダムに起こる苦境)による苦しみはもう仕方ない。でも多くの人間は勝手に”二の矢”を放ってしまうんだとか。
「何故俺だけがこんな目に遭うんだ」
「なんでよりによって今年は天候が曇ってばかりなんだ」
逆に言えば、苦しみから逃れるには「二の矢」による二重攻撃を避ければいいだけなのです。
②.苦しみからの究極の脱出「自己を捨てる」
もうスピリチュアル通り越して、宗教じみてきたと思うなかれ(笑)。この方法を学ぶと、結構色々なところで汎用できますよ。ところで…
そもそも「自己」ってなんですか?(哲学)
「慎重な性格」が自分(自己)だって思ってる人。自分の部屋でだらけきってソシャゲに課金してる時、本当に慎重な自分がいますか?
「几帳面でマニュアル通りに動く」のが自分だと思ってる人。100m走で「ハムストリングスを膨張させてから上腕二頭筋の振りの大きさで次のストライドを大きく…」みたいに一歩一歩マニュアル考えながら走ってます?
結局自己っていうのは、今までの感覚でいうと、TPOで出たり消えたりする結構適当な定義なのです。
そんな適当定義である自己について、認知科学や脳科学は近年分かりやすい考え方を提唱してくれてます。それは
という考え方です。チョットナニイッテルカワカリマセンww
…たぶん良くわからないと思うので、次で深堀りしていきましょう。
③.自己が持っている7つの機能
近年の研究による「自己」とは、感情・思考・肉体を統べるような一段上の存在のようなものではなく、手足や目鼻口などの器官と位置づけは変わらないのです。
では、そんな目鼻口と同じ役割の自己には7つの器官があると言われているので、それを紹介しましょう。
~自己のもつ7つの機能~
- 人生の記憶
「あの出会いが今の仕事に繋がった」「3年前の良好は楽しかった」などの、過去のイベントをエピソードとして想起する機能 - 性格の要約
「私は人当たりがいい」「内向的な人間だ」など、自己パーソナリティの概要を掴む機能 - 感情の把握
「私は悲しい」「私は怒っている」など、外界の変化に対して肉体が発するサインを感情として把握する機能 - 事実の知識
「私は49歳だ」「私は日本人だ」など、自分に関するファクトを理解する機能 - 連続性の経験
今の「わたし」は過去の「わたし」と繋がった同じ人物だという感覚をもたらす機能 - 実行と所有感
自分がこの肉体の持ち主であり、その行動と思考は私の意志で決まると感じさせる機能 - 内面の精査
自分の行動や思考、感情をモニタリングして、そこから得た情報を更に新しい行動と思考に繋げる機能
いかがでしょうか?どの機能が起動するかは臨機応変に「その場で役に立つ」と脳が判断したものが自動で選ばれる。これが近年の研究で確立されている自己です。
「人との会話する時に耳で音を聞いて口で言語を発する」のと同じでしょ?自己否定されるような事を言われたら③番「感情の把握」が機能し、その後自己への攻撃を防ぐために⑦番「内面の精査」でその感情を解消もしくは増幅するための行動を考える…
結局自己とは「我思うゆえに我あり」みたいな高尚な話ではなく、手足と同じ便利ツールのひとつなのです。
④.どうしても納得できなかった「聖人=無抵抗」みたいに考え方に終止符を打てるかも(最後に)
私はこの考え方に凄く、溜飲が下がりました。レベルの高い人間は
「無駄に人と争わない」
「相手の事を思いやる」
「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ」「そうやって嫌なことから逃げているのね」「嫌なことから逃げ出して何が悪いんだよ!!」⇚どこの汎用ヒト型決戦兵器?ww
この考え方だと、ど~う考えても本能むき出しで敵を潰しにくる人間には勝てないシステムなんですよ世の中は。
ブラック企業がなんで無くならないかって言ったら、安い給料で長時間働かせた方が利益が上がって、その戦略がホワイト企業の戦略を凌駕するから、ブラック企業は存続し続ける訳です。
だから「私はこうあるべきだ」「私が攻撃されても私はあなたを受け入れます」みたいなエセ自己啓発はもうやめましょうww
そもそも自己なんてものは存在しないのだから。
上司に大勢の前で理不尽に詰められた
↓
自分の感情はひどく立腹している(③番発動)
↓
この環境で自分の行動と意思が、自分で決定できるとは到底思えない(⑥番発動)
↓
上司の机にあった灰皿(重そう)で〇〇を✕✕して怜喧縺代ヱ繧ソ繝シ繝ウ☠(⑦番発動…させすぎじゃね?ww)
シンプルに「目には目を歯には歯を」で生きていきましょう。自己というのは結局大昔からご先祖様が、猛獣から身を守ったり、集団の部落でみそっかすにならないように、我々に残してくれた便利ツールの一つに過ぎない。決して悟りがどうこうみたいなものではないのです。
…とはいえ、「自己」を使いこなせるようになるまでは、
「そうやって嫌なことから逃げているのね」
「そやで」タε=ε=ε=~~ε( ・д・)3
これが一番ですよ。スマン綾波www
ではまたお会いしましょう。